2014年度通訳案内士試験<合格体験記>(6)
●[英語](旧生徒、第一次筆記試験英語直前対策セミナー受講、セミナー動画受講、メルマガ読者)
(1)受験の動機
数年前まで、長年海外添乗業務に携わり、日本のお客様を多くの国々へとご案内してまいりました。
この仕事を通じて渡航先の国々で貴重な体験をさせて頂き、これがやがて自分の生まれた国「日本」の魅力を訪日観光客の方々に発信したいという思いにつながりました。
最初に受験したのは2009年で、ハローさんの英語一次試験直前対策セミナーを受講しました。
最初の受験では邦文筆記試験2科目(地理免除)は合格しましたが、英語は合格できませんでした。
以降毎年受験し、毎回邦文2科目は合格するのですが、英語はなかなか合格までたどり着きませんでした。
そして2013年、英語筆記試験のマークシート解答部分が増えたこともあって、ついに英語の合格にたどり着いたものの、この年はこれまで毎回合格していた一般常識が不合格となってしまい、翌2014年、一次試験は一般常識一科目のみ受験をし、初めて二次試験にたどり着き、6度目の受験でようやく合格証書を手にしました。
(2)一次試験対策
<英語>
ハローさんの第一次英語筆記試験直前対策セミナーを5回受講した以外はほぼ独学でした。
毎回単語の暗記と文法書に取り組んでいましたが、これらだけに多くの時間を費やしてしまいましたので、合格まで長い時間がかかってしまったと思っています。反省点としては、日本事象に関する多くの英文読解や英作文のトレーニングにもっと時間を費やすことが必要であったということです。植山先生が公開して下さった第一次英語筆記試験対策<教本A><教本B>の教材に沿ってしっかり勉強していれば、もう少し早く合格できていたのではないかと思いました。
一次試験対策で日本事象に多く触れておくことが、二次試験にも非常に役に立つということが受験を終えてよくわかりました。
●2015年度通訳案内士試験受験対策<無料動画学習コーナー>(重要!)
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/aa9caa987007e8ef9f390a0a88c6e667
<地理>:免除
<日本史>
マラソンセミナー日本史のテキストを熟読し、過去問題にひたすら取り組みました。特に過去問題では解答選択肢5つについてマスターするという対策をとりました。正解以外の4つの選択肢の中から翌年出題されたケースもあり、役に立ちました。
<一般常識>
マラソンセミナー一般常識テキストを熟読し、2014年度の受験では植山先生が公開してくださった動画の講義で理解を深めました。その他は新聞社のサイト等で過去一年間に注目を集めたニュースを把握し、それらや関連する事項について調べるという対策をとりました。
(3)二次試験対策
私にとって本当に大変だったのはこの二次試験対策でした。
ここ数年、英語を口にする機会がほとんどなく、アウトプットのトレーニングに四苦八苦しました。
海外添乗の仕事では、世界各国で多くの現地ガイドの方々と一緒に仕事をさせて頂き、彼らにとって外国語である日本語や英語を流暢に話し、豊富な知識をもって観光ガイドをする彼らの姿を思いだしては、今の私は到底そのレベルに達していないことをこの二次試験対策で痛感させられ、合格は到底無理と何度もくじけそうになりましたが、植山先生の「合格率が上昇していて、二次試験の予想合格率は80%」とのコメントに大変励まされました。二次試験対策では「300選」の音読やシャドーウィングに取り組み、アウトプットのウォーミングアップをしました。私にとって暗記をすることは無理でしたので、お世話になった模擬面接の際に頂いた資料をもとにそれぞれのトピックについて自分が伝えたいことを表現し、ストップウォッチを片手にひたすらアプトプットの練習を行いました。
最初に受験した年に購入したハローさんの「第二次英語口述試験レポート2009年受験用」も大変参考になりました。あのテキストの中に今回プレゼンのトピックとして選んだ「東海道五十三次」がありましたが、私の準備不足で面接本番では通訳問題もプレゼンの出来も自分自身では満足いくものでありませんでした。
それでもなんとか合格出来て嬉しかったです。
(4)ハローのメルマガ、教材で役にたったこと
「300選」、第一次邦文筆記試験対策<マラソンセミナー>テキスト&講座の動画、メルマガ邦文筆記試験重要事項のまとめ、模擬試験
(5)今後の抱負
植山先生、大変お世話になりました。受験対策として数々の貴重な情報を発信して下さり、本当にありがとうございました。心からお礼を申し上げます。
通訳案内士として活躍できるようになるためには、さらに多くの勉強が必要だと思っておりますのでこれからも勉強を続けてまいります。
首都圏近郊の魅力や観光地だけではなく、将来的には私の生まれ故郷である青森県の魅力を海外のお客様に向けて発信したいという夢があります。
通訳案内士試験合格により、ようやくスタート地点にたどり着きました。
これからも日々精進してまいります!ありがとうございました!