2014年度通訳案内士試験<合格体験記>(15)
●[英語](セミナー参加者、メルマガ読者)
(1)受験の動機
受験の動機は立派なものではありません。たまたま、TOEICで通訳案内士試験の1次の免除を知ったからです。5年ほど前の840のスコアがあったのですが、2年以上経過していても免除できると知って、それは受けてみない手はないと思ったのでした。
TOEICも資格手当が貰えるという不純な動機で試験対策中心でスコアを伸ばしたため、書いたりない話すことに関してはからきし苦手です。そしてネットで情報を探すとハロー通訳アカデミーさんのホームページを見つけ、「日本的事象英文説明300選」やDVDが安価で買えると知り早速買いました。3月のことでした。
(2)第1次試験対策
最初は「300選」からと思ったのですが、3分の1位で挫折しかかり、どうせ英語1次は免除だし邦文対策をしようと思いました。日本史は高校の時苦手科目で苦手意識がありました。もう20年以上も前の話ですが。
そこで邦文一次対策として最初は過去問を買いどの位のレベルか確認しました。結果、難しすぎる。マラソンセミナーで1から教えてもらおうということで資料を印刷して、歴史を先に見て、それから地理を見て、最後に常識を見ました。
現在は、マラソンセミナーの講義(地理、歴史、一般常識)は、下記サイトで無料で受講できます!
・2015年度通訳案内士試験受験対策<無料動画学習コーナー>(重要!)
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/c/294759276c43d1f31a7b1a2bc4b19ad0
実際面白かったですし、それゆえ興味が出てきて歴史は山川の教科書を買って読み直したりや旅に出たくなる地図帳なども地理の本やグーグルアースでその場所の様子を見てみるなど楽しくなりました。そして一通り見終わって、第1次邦文試験対策<特訓1800題>を行うと、合格ではなかったものの多少手応えを感じれることができました、毎日会社の昼休みに<特訓1800題>というのが日課になり、だいたい何回やっても合格と判定されるようになってきて合格レベルにはいれそうだと自信ができたころ8月の1次試験となりました。試験前までにマラソンセミナーは、歴史2回、地理2回、常識は1回見たことになります。1次を終えて、自己採点:歴史76、地理67、常識73で、1次は通過できたと確信しました。
・第1次邦文試験対策<特訓1800題>
http://hello.ac/streaming/clinic/clinic_houbun/index.html
(3)第2次試験対策
1次を終えて、2次の口述どうしようとその時になって後悔しました。タイミングよく2次口述試験対策特別講演会を開催していただき、藁をも掴む思いで参加しました。
<特別講演会(2.0)>資料
http://hello.ac/2014secondexam.pdf
<特別講演会(2.0)>動画サイト
http://youtu.be/KByZiCX6tr4
先生の超楽しい講義を聞いて、その藁をいただき、何とかなりそうかもと気持ちが軽くなりました。そして残りの3ヶ月は 「300選」に絞って取り組む方針もたて、試験までの予定つくることができました。
9月一杯でわからない表現や単語がないところチェックして覚えられるだけ覚える、10月11月はひたすら音読しました。ただ、読むだけでは覚えられない、時間がかかるけど、書いて覚えるのを組み合わせながらやりました。直前近くに模擬面接を企画していただき本当に興味がありましたが、とても知らない3人の前で披露するレベルではないと思い断念しました。そしてとうとう試験日、受けても受かる気がしないので休もうかと本当に朝のお風呂で考えました。でもお風呂から上がる前には来年また受けるなら試験の雰囲気を経験しておこうという気持ちになり、受験には行くことになりました。
そもそも合格をめざさなくてよいと思っても、試験場につくと緊張しましたし、できることなら1回で終わらせたい。13:00からの試験でした、受付すると8ー⑥ その時間 最後の6番目になりほっとしました。通訳問題は、なんとか6割はできたかなのでき、プレゼンのカードをみると日本三景。
思いがけずラッキーと思ったものの説明を始めると天橋立の説明では 肝心のa long sandbar lined with pine treesを言い忘れ、宮島のときには extending over がど忘れでどうしても出てこなくてして苦し紛れに天橋立の bending over と言ってしまった。
試験官と目を合わせて話すのをきをつけていたので、あきらかに試験官が二人とも変な顔したのもわかりました。私も平静さを失いました。
質疑応答の最初の質問は日本三景の中であなたはどれが一番おすすめか?だったのですが、プレゼンの失敗を挽回すべく大きな声で、I recommend Mt.Fuji.と答えたところ、試験官が慌ててもう一度質問しますと質問を繰り返してくれ、プレゼンで失敗してQ&aで致命的ミスをしでかした、しまったとさらに絶望的気持ちになりました。宮島ですと答え直したら、なぜかと聞かれました。近くに広島があり一度に見れるからですと答えになっていない答えを言いました。
そうすると試験官がそれは日本の古さと新しさを同時に楽しめるということですね?と本来私が言わないといけない回答までしてくれ、もう自分は不合格なので答えを言ってくださるのかと思い、yes、yesと相槌を打つのでした。厳島神社はいつからあるのか?が最後の質問で、11世紀か12世紀だと思います。
また変な顔なので違ったのかと思い、ごめんなさい、自信ないです。平家物語を読みました平家が厳島神社へ経典を送ったと回答したところで試験が終わりました。なぜ合格だったのかは謎のままですが、不合格だけど底上げしていただいので合格だったのだと思っています。
(4)ハローのメルマガ、教材などで特に役に立ったこと
メルマガは本当によかったです。毎日楽しみにしていました。周りに英語の勉強する人がいないので、ずっと一人で孤独でやっていて、メルマガが家庭教師みたいな感じでサポートしてくれた気がします。教材は全て本当に内容の質が良くてかつ多すぎない、合格ノウハウの塊だと思います。
(5)今後の抱負
合格した中で自分が英語力では一番劣っている自覚があり、今は新人研修会をどう乗り越えられるかと不安で、今は研修先にいく箇所の説明の暗記など予習で頭がいっぱいです。会社員を続けるのですが、いずれお客様をご案内できるようなれるような本当の通訳ガイドになれるようスキルアップはこれからもずっとしたい、いや益々勉強しなければと思います。
(6)最後に
私の合格体験記は、体験記としてはあまり内容がないし提出はしないでおこうと思っていました。でも、この1年間植山先生には本当にお世話になり、マグレで合格できたのも植山先生のおかげで、やはりけじめとして体験記をださせていただきます。
これからも、よろしくお願い申し上げます。