2014年度通訳案内士試験<合格体験記>総集編(英語合格者)(3)
●[英語](メルマガ読者、セミナー受講生)
(1)受験の動機
昔から英語は好きで、おぼろげにいつか外国と日本を結びつけるような仕事をしてみたいという思いはありました。大学卒業後最初に就職した会社で10年間仕事をしましたが、海外接点が無く、転職を考え始めた3年ほど前に英語の力を延ばすことを目的に、同時に日本の文化も知り、英語で海外の方に説明できるようになりたいと思い、受験を決めました。2012年の3月から勉強を開始しました。当時のノートに絶対合格するぞ、という思いでDeclarationという決意表明が書いてありました。
(2)第1次試験対策
・簡単な受験経緯
2012年:1次初受験(地理・歴史合格、英語・一般常識不合格)
2013年:1次2回目受験(地理・歴史前年合格により免除、英語・一般常識再度受験し合格、1次初合格)→2次初受験不合格
2014年:1次3回目受験(地理・歴史再度受験し合格、英語・一般常識前年合格により免除、1次2回目合格)→2次2回目受験合格
<科目別対策>
【地理、歴史】
地理と歴史はある程度もともと好きだったので、以下の書籍、Webをベースに勉強を進めた。
地理:通訳ガイド過去問解説(法学書院)
・<基礎から体系的に学ぶマラソンセミナー>日本地理(無料動画学習コーナー)
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/aa9caa987007e8ef9f390a0a88c6e667
・<日本地理><項目別地図帳>
http://hello.ac/geography/map.pdf
・<日本地理><都道府県別地図帳>
http://hello.ac/map.prefectures.pdf
・第1次邦文試験対策<特訓1800題>
http://www.hello.ac/streaming/clinic/clinic_houbun/index.html
・ワールドアトラス 世界・日本(帝国書院)
<勉強方法>
まず、過去問を3年分ほど勉強する前にまず解き、問題の傾向、出題方法を理解した。その後、マラソンセミナーを頭から都道府県毎に地形(川、山等)、有名な観光名所(温泉、世界遺産、国立・国定公園、名物料理等)を覚える地道な勉強を進めた。日本地図を何回も見ては、塗りながら有名な川や山を覚えた。初受験の時はこれを1回行い、あとはひたすら<特訓1800題>を解きました。解いてはわからない地形をまた地図を見て調べるということを実施しました。地図記号問題はここ最近出題されることが分かっていたので、地図記号は一通り覚えました。
【歴史】
・<基礎から体系的に学ぶマラソンセミナー>日本歴史(無料動画学習コーナー)
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/aa9caa987007e8ef9f390a0a88c6e667
・第1次邦文試験対策<特訓1800題>
http://www.hello.ac/streaming/clinic/clinic_houbun/index.html
・通訳ガイド過去問解説(法学書院)
・詳説日本史(山川出版社)
・詳説日本史図録(山川出版社)
<勉強方法>
地理同様、過去問を3年分ほど解き、問題の傾向、出題方法を理解した。地理は割と過去問の出来は良かったが、歴史は悪く3?4割しか取れなかったので、山川出版の2冊を中心に全体の歴史の流れをつかむ勉強をしました。6割を取れれば良いと思っていたので、得意な戦国時代以降、近代史にある程度時間を費やしました。
また、場所を示す問題も多く出題されるので、紛争(乱)やイベントの場所まで意識して理解するよう心がけました。また日本史図録を良く参照し、写真やイメージ図を見るように意識しました。
ある程度全体の流れがつかめると、ひたすら<特訓1800題>を解き、不明点は日本史図録で確認しました。最後の追い込みとして、文化史が重要と思い、著作物と著者を何回も覚えるようにしました。文化史の確認として、「通訳案内士をはじめからていねいに」というWebページで記憶を定着させるようにしました。
【英語】
・通訳ガイド過去問解説(法学書院)
・<基礎から体系的に学ぶマラソンセミナー>教本A、教本Bシリーズ(無料動画学習コーナー)
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/aa9caa987007e8ef9f390a0a88c6e667
<勉強方法>
ハローの教材しかほぼ使わなかったです。
教本A、教本Bシリーズを丁寧に解き、不明な単語を都度辞書を引き確認しました。英単語を書かせる問題が選択式となったので、英語は以前より得点しやくなったのではと感じております。地理、歴史に比べ、そこまで時間を費やさなかったです。
【一般常識】
・<基礎から体系的に学ぶマラソンセミナー>一般常識無料動画学習コーナー)
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/aa9caa987007e8ef9f390a0a88c6e667
・第1次邦文試験対策<特訓1800題>
http://www.hello.ac/streaming/clinic/clinic_houbun/index.html
<勉強方法>
マラソンセミナーを一通り解き、<特訓1800題>をとにかく解きました。特段それ以外は対策はしなかったです。
(3)第2次試験対策
植山先生が開催してくださった2次試験対策セミナー(無料)に参加し、プレゼンテーションの重要なテーマを20ほどに絞り自分なりのシナリオに修正し、話す反復練習をしました。初の2次試験の受験時は、極度の緊張と準備不足で沈黙し、玉砕しました。今回の2次はとにかく「黙らない」ことだけ決め、時間があまりそうになりましたが、先生からのアドバイスの「By the way?」で、とにかく自分のやる気をアピールしました。
・通訳案内士試験第2次口述試験対策<特別講演会(2.0)>資料
http://hello.ac/2014secondexam.pdf
・通訳案内士試験第2次口述試験対策<特別講演会(2.0)>動画サイト
http://youtu.be/KByZiCX6tr4
「300選」もほとんど完璧には言えない程のレベルでしたが、常に明るく大きな声で、かつ沈黙をしなかったことが合格につながったのではないかと思っております。
(4)ハローのメルマガ、教材などで特に役に立ったこと
教材はもちろん、植山先生によるセミナーやメルマガでやる気を保ち続けられたことが一番です。本当に独学で合格するには、先生のご支援の賜物だと心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
(5)今後の抱負
現在の会社員としての仕事から急には通訳案内士の仕事に切り替えることは難しいですが、休みを利用し、年に数回は現場を経験しながら、いざという時に即戦力として動けるよう技術向上の鍛錬を継続したいと思います。日本のファンがもっと増えること、また通訳案内士の地位向上に向け、精進致します。
●[英語](メルマガ読者、無料資料利用者、特別講演会受講生)
(1)受験の動機
まだ先のことですが将来退職したときに何か専門性をもってできる仕事はないかと考えておりました。10代のころから旅行、地理、歴史が大好きで、仕事で海外駐在経験もあったので、この資格・仕事に興味をもっておりましたが、英語の試験対策が大変そうだったのでこれまで受験を考えたことはありませんでした。
ところが去年の3月に、2014年度からTOEICによる免除扱いがあることを知りました。TOEICは2000年に最後の海外勤務から帰国直後に受験して以降受けていなかったのですが、スコア取得時期を問わないようなので、「これは大チャンス到来」と思いました。
「Certificateをどこかにしまってあるはず」と家の中をあちこち探し、やっと古いCertificateを見つけ出しました。これが見つからなければ去年受験できませんでした。
これでとにかく社会科の科目に専念することができました。
(2)第1次試験対策
【英語】:(免除)(TOEIC910点による)
【日本地理】【日本歴史】【一般常識】共通
・ハローの資料の活用
受験を思いたった後、インターネットでこの試験関係のサイトを検索しているうちに、「ハロー」のことを知りました。無料の資料と、格安のCD教材が提供されるという「ありえへん」サービスをフルに活用させてもらおうと考えました。
ハローから無料で出されているマラソンセミナーの教材をはじめとして、すべての資料をプリントして、2回は読みました。またそこについている問題集をやりました。
そのおかげで、試験範囲の全体像がつかめました。
・2015年度通訳案内士試験受験対策<無料動画学習コーナー>(重要!)
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/aa9caa987007e8ef9f390a0a88c6e667
・最新情報の補充
【日本地理】と【一般常識】については、最新の情報を補うことが必要と考えました。
マラソンセミナーの教材の中のそれぞれの項目について、最新の情報(統計数字や各賞の受賞者など)をネットなどで調べて、欄外に手書きしました。
・過去問集を作成しました。
ネットで見ることのできる、1998年から2013年まで16年分の【日本地理】【日本歴史】【一般常識】の全過去問(問題文および全選択肢)を、エクセルファイルにコピペしました。欄を5つ作りました。左から年次、問題番号、問題文、選択肢(正解は赤字表記)、備考です。
その一つ一つの項目(正答ではない選択肢も含めた全選択肢について)が何なのかが自分で納得できるように、よく知らない項目については、ネット等で説明書きを探して、備考欄にコピペしました。
【日本地理】や【一般常識】については、問われた事柄で年によって変わるものについては、最新情報(順位や統計数字)をネット等で調べて備考欄に記入しました。また各選択肢に関係ある写真(人物の顔、景色、芸術作品等)や図版・グラフを探して空白部分にコピペしました。これで、私の過去問集は、カラフルになり、見て楽しいものになりました。これを作成する作業過程で、過去問の内容やかなりの知識が頭に入りました。
上記以外に各科目でやったこと。
【日本地理】
・小さいころから地図帳や時刻表を見るのが大好きだったので、主な地名と地図上の位置は大体頭に入っていました。最近の情報には疎くなっていたので、国立公園、国定公園および世界遺産の場所は、確認しておきました。
・地形図で、比高、距離、記号を問うものが、この数年出ています。等高線1本分が何m分なのか、地図上で1cmが何百mに当たるのかを把握しておきました。距離については、2万5千分の1地形図が1.5倍に拡大されて印刷されているので計算の際に注意が必要です。地図上3cm→実際500mになります。地図上の長さは、定規がないので、目分量で1cmごとに鉛筆でマークをつけて測るしかありません。地形図の記号は、最近は新しいものが制定されているので、ネットで調べました。
【日本歴史】
・知識の整理のために高校の日本史Bの教科書を買って一読しました。特に普段なじみのない文化史のところを重点的に読みました。
【一般常識】
・知識の整理のために高校の現代社会の教科書を買って一読しました。
・各賞受賞者リストを作りました。
各界の主な賞の過去1年間の受賞者のリストを、新聞記事を検索して作成しました。その際には人物や受賞作の画像をネットからコピペして、カラフルな資料ができ上がりました。(でも本番では出題されませんでした。)
・日頃から新聞はよく読んでいましたが、知識の整理のために、試験の直前(8月1日発売)に出た「新聞ダイジェスト」の「最新時事用語&問題」を購入して、一読しました。
<自己採点の結果>【日本地理】と【日本歴史】は80点台、【一般常識】は70点台だったので、ただちに2次試験の対策に入りました。
(3)第2次試験対策
ハローの資料を最大限に活用させてもらいました。音声については、スマホを持っていないので、ウォークマンを活用しました。「300選」のCD音声データをウォークマンに入れて、通勤の電車の中で、繰り返しシャドーイングの練習をしました。電車の中ですので、声には出さずに口をもごもごするというやり方です。
プレゼン対策として、ハローの次の資料をコピペして、ワードファイルの資料を作成しました。
・通訳案内士試験第2次口述試験対策<特別講演会(2.0)>資料
http://hello.ac/2014secondexam.pdf
・通訳案内士試験第2次口述試験対策<特別講演会(2.0)>動画サイト
http://youtu.be/KByZiCX6tr4
<特別セミナー>資料
http://hello.ac/2014.2jiseminar.pdf
<特別セミナー>動画サイト
http://youtu.be/r1aB8GqG8Xs
・<日本的事象英文説明最重要60選>
http://hello.ac/60sen.pdf
・英語第2次試験対策特訓セミナーテキスト
http://hello.ac/tokkunseminartext/tokkunseminartext1.pdf
・「300選」(スキャナで読み込みテキスト変換しました。)
以上のすべての内容を、項目別に整理して並べ替え、和英対照の形にしました。これによって、それぞれのテーマでどんな内容のことを言うべきなのか、それを英語で何と言うのかを把握しました。試験直前の1週間で、プレゼン原稿を作成しました。
ハローの特別講演会資料にあった「予想されるプレゼンテーションのテーマ」から、出そうなテーマを42件選定しました。日本地理関連と日本歴史関連のほぼ全部と、一般常識の主なテーマです。この中に、本番で出た「鎖国」があったのです。
各テーマA4判1枚とし、4つの段落に分けて、3つの観点での説明(例えば、場所の説明、歴史の説明、観光の観点での説明)+「締めのひとこと」というパターンで英語の原稿を作りました。
「300選」を暗記したという方も多いようですが、これまで使ったことのない単語は私にはとても覚えられません。「300選」の文章をその通りに再現することを諦め、「300選」を参考にしながら、全部自分で作文しました。要するに、何か頭をひねって思い出して話す単語を使うのではなく、自分が普通に喋ることができると思われる単語や言い回しを使って作文したということです。
その際に、前記のハローの教材を加工した和英対照の資料を作ったことが大いに役に立ちました。直前の2日間は、プレゼン原稿の音読練習をしました。読んでみたら1枚が1分半くらいでしたのでちょうどよいと思いました。このように直前まで音読練習をしておらず、人前でしゃべることのできる状態ではなかったので、
模擬面接にも参加しませんでした。なんとか一人で頑張りました。
私は趣味で声楽を習っております。試験当日は偶々レッスン日で、発声レッスンを受けてから午後の試験に臨みました。その効果があったのか、はっきりした大きな声で応対できたと思います。
そのほかに英語のヒアリングや文法事項に慣れるために、受験申し込み後、5月と6月にTOEICを2回受けてみました。15年ぶりに受けましたが、900点が取れましたので、まあ満足しました。
(4)ハローのメルマガ、教材などで特に役に立ったこと
上記のように、これまでいただいた資料(「300選」、マラソンセミナー教材、メルマガで送られてくる重要知識のまとめ、講演会資料等)をフル活用させてもらいました。
紙にプリントできるものは全てプリントし、読み込みました。ありがとうございました。これら全部が本当に役に立ちました。
メールできめ細かくメンタルな面も含めてケアをしてくださるので本当にありがたかったです。
2次試験では、植山先生の9月と11月の特別講演会に参加して、試験の雰囲気や窮地に陥った時の対処法などについて教えていただきました。
配付資料の「予想されるプレゼンテーションのテーマ」は大変助かりました。
前述のとおり、ここに示されたテーマから42件を選び、自分なりのプレゼン案を作成しました。ここに本番で出た「鎖国」もあったのです。
植山先生ありがとうございました。大当たりでした。
特別講演会で、先生のご指導のもと笑顔の練習をした時に、「お父さん。いい笑顔してますね。」と先生に褒められたことが、2次試験本番でのすごい励みになりました。
応答の内容プラス「笑顔」と「ハツラツとした応対・発声」で、2次を突破することができたと思っています。
(5)今後の抱負
すぐ専業で仕事をできる環境にはありませんが、将来本格的に仕事ができるように、その間自己研鑽を続けていきたいと思います。
植山先生、ご指導本当にありがとうございました。
●【英語】(メルマガ読者)
(1)受験の動機
数年前からメルマガ読者でしたが、2020年東京五輪が決定したこと、おととし家族が長患いになる病気になったこと、さらにはTOEICの筆記試験免除も背中を押し、「もう自分には迷っている時間はない!」と決心しました。
8年ほどの外資系企業勤務、日本語教師ボランティアなどを通して、「せっかく日本に来てくれた外国人の人たちに、日本のことを好きになって帰ってもらいたい」という気持ちが常にありましたので、今こそ!と一念発起しました。
(2)第1次試験対策
(2014年に受験し、英語TOEIC免除、3科目合格)
【英語】
働きながら、介護しながらで、時間がまったく取れないので、この時点で、とりあえず英語のことは横に置くことにしました。
【日本地理】
なかなか時間がとれず、あせるばかりだったので、いつでもできる、楽しい方法で取りかかろう、と、自作版『旅に出た気分になる地図』ノートを作りました。本格的に始めたのは試験申し込み直後からだったと思います。近隣の旅行会社を回り、外ラックにあるパンフレットをかき集め、北海道から沖縄まで、自作の切り貼りノートを作りました。
パンフは無料で、旅行会社が誇る美しい写真や見やすい地図が満載なので、切り貼りしながら、各地の名所や名物、お祭りに、おいしいものや土産物まで見ることができました。そしてそれを最強にするのが、「ハローの教材」です!
パンフには山地や山脈、河川などのことは載っていませんので、ハローの教材がとても役立ちました。両方を並べて覚えました。思った以上の点が取れました。
マラソンセミナー<日本地理>(テキスト)
http://hello.ac/marathon2012version/geographytext.pdf
マラソンセミナー<日本地理>(補助教材テキスト)
http://hello.ac/marathon2012version/geographyadditional.pdf
・通訳案内士試験<日本地理の最重要事項のまとめ>
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/180b7d46638cb35e7332ae6bbc2f838c
・<日本地理><項目別地図帳>
http://hello.ac/geography/map.pdf
・<日本地理><都道府県別地図帳>
http://hello.ac/map.prefectures.pdf
【日本歴史】
こちらは過去問から、攻めて行きました。どの時代のどんなことがこの6年間で出されたのか?を、過去問を印刷したものを問題ごとに切って、それを時代ごとにばらしていくと、傾向がわかりました。ハローの教材、こちらは音声を昼休みに聞き続け、さらにシニア向け頭の体操本、『早わかり日本史書き込みドリル』と『脳を活性化させる!書き込み地図ドリル』を買って、これまたけっこう楽しんで学習できました。こちらも、思った以上の点が取れました。
マラソンセミナー<日本歴史>(テキスト)
http://hello.ac/marathon2012version/historytext.pdf
マラソンセミナー<日本歴史>(補助教材テキスト)
http://hello.ac/marathon2012version/historyadditional.pdf
・通訳案内士試験<日本歴史の最重要事項のまとめ>
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/de13a21eeaaf21a717279ecf2cb08c7f
【一般常識】
こちらも、過去問から傾向をさぐったことと、直前に植山先生からのメルマガで、これが出る!と教えてくださったことはくりかえし覚えました。
先生からのメルマガは本当に的確で、ありがたかったです。(FRBイエレン議長!)また、JNTOのJapan Monthly Web Magazineをこまめに見るようにしました。
『敵(観光庁?)に勝つには敵を知る』です。
今なにを外国人旅行者にトレンドとして発信しているのか、というのを見るのはとても重要だと思いました。この作戦は二次試験にも功を奏しました。(後述)
マラソンセミナー<一般常識>(テキスト)
http://hello.ac/marathon2012version/generalknowledgetext.pdf
マラソンセミナー<一般常識>(補助教材テキスト)
http://hello.ac/marathon2012version/generalknowledgeadditional.pdf
・通訳案内士試験<一般常識の最重要事項のまとめ>
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/9dcd51160b7da52b7e98c929af7d60e3
当日、千葉商科大学は駅から遠く、歩道がせまくて、一列になって進む感じなので、思った以上に時間がかかります!
試験前はちょっといらいらするかもしれません。また、「空調に注意」ということは聞いていたので、夏用の薄手の長袖カーディガンを持って行ったのですが、それでは足りないくらい、本当に寒く、最終時間の一般常識は、頭痛と寒気で、試験を投げ出して退室したくなったくらいです。
大講義室だったので、冷房のあたるところはとても寒く、あたらないところはとても暑いようです。
今年、千葉商科大で受験の方は、荷物になりますが、厚手のカーディガンをお持ちになったほうがよいと思います。
<無料模擬面接(1回)>
家の都合で、セミナーは参加できませんでしたが、動画で拝聴しました。参加したかったです。
・通訳案内士試験第2次口述試験対策<特別講演会(2.0)>資料
http://hello.ac/2014secondexam.pdf
・通訳案内士試験第2次口述試験対策<特別講演会(2.0)>動画サイト
http://youtu.be/KByZiCX6tr4
・通訳案内士試験第2次口述試験対策<特別セミナー>資料
http://hello.ac/2014.2jiseminar.pdf
・通訳案内士試験第2次口述試験対策<特別セミナー>動画サイト
http://youtu.be/r1aB8GqG8Xs
その分、一度でいいから模擬面接を受けたい!と会社を休んで、お伺いしました。それはお粗末な状況で、貴重なお時間をくださった植山先生には、ただただ申し訳ない限り。そのあとのラストスパートにはとてもよい発奮材料になりました。
(3)第2次試験対策
こちらは先生のメルマガ、直前セミナーでの教材や、模擬面接にいただいたものなど、あらゆるものを見て、ひたすら覚えるようにしました。また、自分でも20項目くらいは予測をたてて、それについての英文を作ってみました。そしてひたすら家で声を出してみる。昼休みに公園や歩きながら声を出してみる(ちょっと怪しい人になっちゃうけど。)でした。
そして当日。
私の予想していた中で「北陸新幹線」が出ました、ほかの時間帯で!杏ちゃんのCMがやたら目についたので、これは!と思っていたのです。それと「日本の城」。こちらはJapan Monthly Web Magazineで、外国人旅行者の親子が、「姫路城」を訪ねる、という特集があったのです。これもくるぞ、と思っていました。でもほかの時間帯で!
ところで、私の時間は「白川郷」。まったくノーマーク。面接官の女性の方が「白川郷は・・・」と言った瞬間に、もう真っ白。文になっていない、それはそれはひどい答えになってしまいました。プレゼンでは「日本最古の木造建築」を選び、ハローの教材の文をそのまま答えたのプラス、
「日本で最古でありながら、世界最古でもあります」というのと加えたところ、それについての質疑応答が行われ、なんとか会話にはなりました。面接官の女性お二人とも苦笑。あとは神のみぞ知る、です。
昭和女子大のダダもれですが、私は14時からの回の、昭和女子大の1号館のたぶん3階のはじのほうの部屋での受験でしたが、(あちこち引き回されるので、自分がどこにいるかわからなくなるのです)中の声は全く聞こえませんでした。今思うと、周囲も女性面接官だったようで、声が全般的に小さかったのかもしれません。
(4)ハローのメルマガ、教材などで特に役に立ったこと
私はなにより『メルマガ』です!
毎日くじけそうになる気持ちを叱咤激励してくださいました。毎日書いてくださっている知識面も、都度、確認になったので、本当にありがたかったです。
それから直前に先生が何回も公開してくださった動画です。模擬面接のスーパー高校生さんの凛々しい姿、中国語でのすばらしい面接を見せてくださった男性の方、先生の、これが出る、こうしたらよい、という直前のアドバイス。すべてが心のよりどころになりました。
そして最後に<Flashcards Deluxe>です。これはほんとにダウンロードしてよかった。便利に使わせていただいています。中津山先生、ありがとうございました。
<Flashcards Deluxe>の利用法
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/35e45334cca19e6f8df802b215963d40
(5)今後の抱負
私は2020年東京五輪に、ボランティアではなく、有償ガイドとして参加します。できるように、今から励みます。TOEICによる試験免除の私は、英語力が絶対的に足りません。テキストABからやり直すつもりでがんばります。
それから・・・もしできたら、別の言語でもこの資格が取れたらよいと思います。
観光庁の年末からの動きをみると、「もしかして・・・数年後にはこの資格、制度、なくなってしまうか、大きく変わってしまうのかも・・・」と心から危惧しています。ですので、できるだけ早く、別の言語での取得を目指します。
植山先生、どうぞこれからも、お身体にお気を付けいただいて、全国の先生の生徒たちを叱咤激励ください。
これからもご指導をどうぞよろしくお願いいたします。
●[英語](メルマガ読者、教材利用者、特別講演会参加者)
(1)受験の動機
2004年度ドイツ語で合格した後は、特にガイドとして活動することも無く通訳案内業(当時の正式名称)免許は埃をかぶったままの状態でした。会社を引退してから、余暇活用、老化防止と思いスペイン語を中米出身で日本人と結婚されている女性に習い始め、その方の日本語が非常に達者である事に感心し、「通訳案内業」(「通訳案内士」となったことはその時点では知りませんでした)試験の受験をお勧めしました。
昔お世話になったハロー通訳アカデミーさんの第1次邦文試験対策<特訓1800題>を見つけるべく、ホームページを拝見したところ、最新の通訳案内士試験の情報に接し2014年からのルール改訂でTOEICの成績も考慮されることを知り、急ぎ昔のファイルを引っ張り出してみたところ940点でした。結果、一次試験は全科目免除となり、二次試験のみの合格でファイナルとなることなり、これも余暇活用、ボケ防止と思い受験(=植山先生に再度お世話になる)を思い立ちました。
学部学生の時に某財団法人(不況で賛助企業の業績が悪化したことと、私費留学が一般的になった=それだけ日本が豊かになった為この制度は20年程前に歴史的な役割を終えたようです)より奨学金を頂いて西ドイツ(当時)ミュンヘン大学に学んで以来40年近くドイツを中心とした欧州と晩年ニューヨークに活動の舞台を得ました。
英語は会社在勤時には業務用にのみ使用しておりました。ドイツ駐在の際は基本的にドイツ語で業務・日常生活を行い、非ドイツ語圏の取引先、合弁パートナーとは英語を使用しておりました。またドイツ語圏でも英語(=相手方にとっても外国語、ドイツ語話者にとっては母国語に近接した言語ではありますが)で交渉した方が不利益を回避できると思われる局面では英語での交渉をお願いしました。案件によって最終的に稟議書マターとなる場合、契約書等は英語となる為、この場合は英語はmustでした。いずれにせよ英語という言語は業務上必要に迫られ on the job training で勉強した言語でした。
ニューヨークに単身赴任した際は、使用する言語を選択するという贅沢は許されず、外国人はすべからく米語を話すものと決めつけている人達と仕事をすることとなり大いに鍛えられました。(ユダヤ系の方が当方に分らぬと思いドイツ語に近いイーディッシュで仲間内で話す内容はバッチリ理解できましたが)他方このままでは、ドイツ語が英語の中に埋没してしまうのではと感じ、何かドイツ語との接点を持つべくあれこれ考えた
結果、通訳案内業試験に挑戦することにしました。ハローさんとはこの時(2004年)から邦文試験準備の為第1次邦文試験対策<特訓1800題>を活用させて頂きご縁が出来ました。他方、丁度日本と欧州の間を何度も往復することを余儀なくさせた娘が大学受験の時期を迎えておりせめてもの罪滅ぼしに自分を受験生の立場に置き娘の気持ちが少しでも理解出来ればという思いもありました。
余計なことをつらつらと書いてしまいましたが、会社生活の中で学んできた英語を通訳案内士試験という試金石(金という程のものでは到底ありませんが)に擦ってみようというのが動機と言えば動機と言えるのかもしれません。
・第1次邦文試験対策<特訓1800題>
http://www.hello.ac/streaming/clinic/clinic_houbun/index.html
(2)第一次試験対策
既述の通り今回の英語での受験では全科目免除の為受験せず。
出題傾向も10年前とはずいぶん変わっている可能性もあり、読者の方をミスリードする可能性を認識した上で、ご参考までに前回のドイツ語の時の経験を少し申し上げますと、私は基本的に邦文試験と外国語試験(筆記、二次の口述共)を分断して考えずに一体として臨みました。母国語で理解出来ないことは絶対に外国語で表現できない、と言うのが私の考え方です。
地理・歴史・時事問題のキーワードは先ず日本語で説明できるようになるまで繰り返し理解に努めました。知っているようでいざ説明するとなると解っていない事が非常に多く、自らの蒙を認識し之を啓くことから始めました。
日本語で説明できるようになったものから順に独訳にかかりました。ドイツ語版 Japan. Polyglott Apa Guide は非常に役立ちました。邦文では娘の「おさがり」の地図帳、標準日本史年表(吉川弘文館)、日本観光通訳協会「日本文化・外交小史」「日本観光地理」などを手元において勉強しました。最も決定的なものはハローさんの<特訓1800題>です。大いに活用させて頂き、最終的には各科目90点をコンスタントに出せるまで繰り返しました。第一次試験に合格出来たのは<特訓1800題>のお蔭であると言っても決して過言ではありません。
(3)第二次試験対策
今回の英語での受験では一次の準備のステップが割愛された為、意識的に上記ドイツ語の時と同じ作業を繰り返しました。上記のことを逆に言えば、母国語で解っていることは(一定の水準にある)外国語で表現することにさほど困難さは伴わないと言うことが出来ると思います。と、ここまで書いてきたところで、一時よく読まれた養老孟司先生の「バカの壁」を思い出しました。「バカの壁」とは自分の理解できる限界のこと、及び自分が知りたくないことについては無意識的にせよ自主的に情報を遮断することだと思いますが、試験の準備とは自らの「バカの壁」の高さを少しでも低くすることかも知れません。
口述試験では、一定の課題(課題の通訳、与えられたテーマのプレゼン)を外国語で述べそれを評価されるわけですが、どんなに自分では周到に準備したつもりでも、本番では課題によっては自分が十全に理解していない、表現力が追い付かない、という事態が起こり得ます。その時は「バカの壁」を思い出し、「人間は所詮自分が理解したいようにしか理解しない、出来ない生きもの」と開き直り、堂々と自分が理解できていること(=自信のあること)を出来るだけ正確に表現することで対応するしかない、ということが私の結論でした。
上記のことをまた逆に言うと、自信の持てる分野の範囲を増やすこと(外国語で複数の言い換えができる分野を増やすこと)が対応力の増強に繋がると言えるかもしれません。山崎宗鑑という室町時代の連歌師が、どんな上の句にも対応できる万能の下の句として「それにつけても金のほしさよ」を多用したことを思い出します。
例えば、
久方の光のどけき春の日にしづ心無く花の散るらむ 紀友則
→それにつけても金のほしさよ
あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る 額田王
→それにつけても金のほしさよ
情緒溢れる和歌の世界から一気に身もふたもない現実に意識を引き戻す宗鑑一流の諧謔ですが、何となく意味が通ってしまいます。口述試験対策には大いに役に立つのではないでしょうか。各人の「それにつけても...」を一つでも増やすことが合格に繋がるように思います。
植山先生がよくご指摘になられるように、通訳案内士の試験は同時通訳者の試験ではなく一言一句を瞬時に正確に訳す、表現することを問うものではなく、ガイドとしての語学能力及び適性を見るものだと思います。その際、評価する側の目線で考えると、課題に対してストライクの内容かどうかも大事だが、受験者が今自分で話していることを、自分で考えた上で、自分の言葉で語っているか否かにより重きを置いて評価すると思います(少なくとも、私ならそうします)。
植山先生が無料で公開されている英語第二次試験対策「特訓セミナー」(動画・音声)は非常に参考になりました。「日本的事象英文説明300選」にも対応する形で授業が進められています。講師の方(お名前は存じ上げませんが)は非常に優秀なJapanologistで、「英語を母国語とする人にはこのように言わなければ分らない」というコメントと共に同氏の言葉で説明されるくだりは、目から鱗が落ちる気持ちで聴きました。相手が分るように説明する能力、誠実さこそ異文化交流(仕事上の交渉にせよ、外国の友人を案内するにせよ)に必要なことだと痛感させられました。長時間ですが活用をお勧めします。
植山先生が9月と11月に開催された特別講演会は非常に参考になりました。今年も衰えを知らぬ先生の情熱は先生をして受験生の為に特別講演会を開かせずにはおかないと拝察しますので、ご参加をお勧めします。
・通訳案内士試験第2次口述試験対策<特別講演会(2.0)>資料
http://hello.ac/2014secondexam.pdf
・通訳案内士試験第2次口述試験対策<特別講演会(2.0)>動画サイト
http://youtu.be/KByZiCX6tr4
・通訳案内士試験第2次口述試験対策<特別セミナー>資料
http://hello.ac/2014.2jiseminar.pdf
・通訳案内士試験第2次口述試験対策<特別セミナー>動画サイト
http://youtu.be/r1aB8GqG8Xs
今回の英語での受験は私の「バカの壁」を少しでも低くするための楽しい作業でした。植山先生の情熱に啓発され、寛大なるご支援に助けて頂きながら完走出来ました。
心より御礼申し上げます。
最後に、私は試験のヤマをはることが好きで学生時代より友人から重宝されていました。「ヤマをはる」とは出題者の抱えている課題と心理状態を忖度し、かつ直近の動静を加味した上で、出題内容を推理する知的な作業です。出題者も当然受験者側がその種の準備をすることも計算に入れて対応して来るでしょうから、無言の出題者との知恵比べです。この作業をしながら試験を重圧と思わず、楽しみながら準備する心の余裕を持てれば良い結果に繋がるのではないでしょうか。
世界遺産の指定、円安下の国際収支、観光収支、イスラム国と安全保障、FRBの利上げのタイミング等々日々世界は刻々と動いており推理の手がかりとする材料は無限にあります。2015年以降の受験者の方の健闘をお祈り申し上げます。
(4)ハローのメルマガ、教材などで特に役に立ったこと
連日、連夜送っていただいたメルマガに大いにわが身を奮い立てて頂きました。教材については本文をご参照ください。
教材費が「300選」(1400円)(送料・税金込)のみというのは、「ありえへん」すぎです。
(5)今後の抱負
周りに今年度受験志望の方が何人かおられ、小生の今年の経験を参考にして頂ければと思っています。ガイドの業務は今まで経験が有りません(商談の延長で案内をしたことは多々ありますが)が、一度ドイツ語か英語で実践してみて、現役通訳案内士の方々の御苦労、気持ちを理解したいと思っています。
●[英語](メルマガ読者)
(1)受験の動機
今回初めて受験し何とか1回で合格出来ました。商社に勤務しているので、海外、国内のお客の接待、案内の経験があることと、語学力を活かすことが出来、特に、年齢に関係なく社会との接点を持ち続けることが出来る仕事という点で興味を持っていました。仕事その他で受験の踏ん切りがつかなかったのですが、家内から「受けて見たら?」と言われ背中を押される格好で受験申込をしました。
(2)第1次試験対策
準備期間は1ヵ月半程度でした。6月末ギリギリに受験申込をしたものの、諸事情があって7月半ばから勉強に着手しました。短期間勝負となったので大きく2つの戦略を立てて臨みました。先ず、テキスト等を一から勉強することはしないこと。時間がなく且つ非効率と考えた為です。その上で、自分の現在位置と合格ライン(60点)との距離を把握し重点的に取組む科目と領域を決めることです。
最初に昨年度の過去問をやりました。その結果、地理は何とかなり、日本史もギリギリ合格点は取れると踏んで、一般常識(55点位)を重点的にやることとしました。満点を取る必要はないものの、余裕を見て各教科とも70点前後を確実に取れるレベルになることを目標としました。
最初の1ヵ月は重点科目と重点領域の練習に充て、最後の2週間で3教科夫々を通しで繰り返し演習する、というプランを立てました。もう一つ大きかったのは、勉強仲間の存在です。偶然ですが、英語の勉強仲間2人も受験するというので、3人でファミレスで2、3回集まって勉強会をしました。これがモチベーション維持に大いに役立ちました。尚、この仲間との勉強会は2次対策でも継続しました。各教科の対策は以下の通りです。
<地理>
地形と地図記号、国立・国定公園、河川名を中心に取組みました。公園や河川名はハローの地図帳を使って、通勤電車車中で繰り返し覚える様にしました。特にハローの白地図は実に使い勝手がよく、助かりました。例えば河川名を覚える場合、毎回全部をやるのではなく、覚えられない河川だけに色を塗って、覚える対象を絞り込んでやるようにしました。他には、官公庁が出版している、国立・国定公園冊子を入手し、時間を見つけては読むようにしました。
マラソンセミナー<日本地理><項目別地図帳>
http://hello.ac/geography/map.pdf
マラソンセミナー<日本地理><都道府県別地図帳>
http://hello.ac/map.prefectures.pdf
<日本史>
寺社仏閣、仏像や絵画の作者、名称、近代芸術を中心に取組みました。高校生の娘の日本史資料図集を借りて、写真を見ながら覚えるようにしました。又、勉強仲間から、大学受験予備校が出版している参考書の解説が分かり易いという情報を聞き、同じく受験生の娘から参考書を借りて理解するようにしました(娘の入試に悪影響がないことを願っています)。
<一般常識>
過去問を中心にやりました。日本の政治・裁判制度や特産物等を中心にノートに纏めて読み返すようにしました。第1次邦文試験対策<特訓1800題>を毎日やりました。
・第1次邦文試験対策<特訓1800題>
http://www.hello.ac/streaming/clinic/clinic_houbun/index.html
(3)第2次試験対策
「日本的事象英文説明300選」に絞って勉強しました。
受験仲間3人で、毎週末ファミレスに集まり、1人が日本語を音読し、1人がそれをメモに取って英訳する、残り1人が文法、発音、論理、分かり易さ等を指摘するという方法です。2ヶ月半ほど毎週やり、一通り終えることが出来ました。自分がやるだけでなく、他人のパフォーマンスを聴くことで、日本人に共通する英語の弱点(複数形や単数形が混在したり、過去形や現在形がいい加減になったり)を認識でき、指摘し合ったので、本番の際に注意することが出来るようになりました。
3人でやったので、自分が英語で話したのは100選余りとなりましたが、実際に声に出して人に聞いて貰うので緊張感もあったことと、他人のプレゼンテーションを聞くだけでも一通り内容が頭に入ったと思います。二次試験本番直前は、自分で300選を繰り返し読んだり、覚えにくい単語を読んで頭に入れるようにしました。
(4)ハローのメルマガ、教材などで特に役に立ったこと
どれも使いやすくとても助かったのですが、<特訓1800題>と「300選」はその中でも最大限に活用させて頂きました。
<特訓1800題>は隙間時間でスマホやタブレットで出来るのと、以前やった問題も幾つか含まれているので、繰り返し練習になり、記憶の定着に役立ちました。
「300選」は、受験仲間で繰り返し練習する上で格好の教材となりました。受験とは関係ないですが、この本を通して初めて知ったことも少なくなく、僅かながら自分の人生が豊かになったように感じました。
(5)今後の抱負
現在まだサラリーマンを続けており、副業が出来ないので直ぐにはプロとして活動は出来ません。しかし、ボランティアやインターンとして経験を積み重ねて行きたいと思います。
試験合格はスタートでしかなく、例えボランティアであっても場数を踏んで勉強して力を付けていき、プロとして自由に働ける日に備えたいと思います。
もう一つは、通訳案内士の地位向上、収入向上に繋がるようなビジネスや仕組を考えて行きたいと思っています。
植山先生が問題視しているような旅行業界の現状に対して、逆にどうしたらより高い付加価値を提供できるのか?ということを現場の経験を積みながら考えて行きたいと思います。
それには独りよがりでは出来ないので、合格した仲間とネットワークを作って、意見交換、情報交換をして行きたいと考えています。合格を契機に植山先生はじめ、皆様に色々と教えて頂きたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。