Quantcast
Channel: 合格者数48年連続全国第一位校!
Viewing all articles
Browse latest Browse all 8182

2015年度<合格体験記>(118)<合格祝賀会>参加希望者

$
0
0
2015年度<合格体験記>(118)<合格祝賀会>参加希望者

●<合格祝賀会>参加希望の理由
通訳案内士受験に全く自信がありませんでしたが、ハローで学習して合格できたので、同じ様にハローで学習して合格者された方々とお世話になった植山先生と共に合格の感動を分かち合いたいとの理由です。
また、ブラジル勤務中の私の会社の同僚がハローで学習し、今回、ポルトガル語で受験して合格しましたので、彼の分も合わせて私が参加して皆様に合格をお伝えしたいと思います。
独学での通訳案内士の受験にはハローを利用する学習は必須であり、植山先生、これからも受験者に適切なご指導をよろしくお願い致します。

●英語 (メルマガ読者、セミナー参加者、動画利用者、教材利用者)

(1) 受験の動機
通訳案内士には以前から憧れていましたが、英検1級の英語力が必要であり、半ば諦めていました。
しかし、最近、受験条件が緩和され、1次試験の科目別免除があることを知り、試験に挑戦することにしました。
海外勤務や海外出張では各国で現地の人々にお世話になり、また、海外での観光ではガイド次第で国の印象まで変わってしまう経験をしました。
60歳になったので、今度は自分が日本を紹介する番だと考えるようになりました。
通訳案内士の資格を取得することで日本についての知識を深めて、自分が受けたのと同様に海外からの日本訪問者に日本の地理・歴史・文化を理解してをもらい、日本のファンを増やしたいと昨年初めて受験しました。


(2) 第1次試験対策

〈英語〉
TOEICで免除
最近はTOEICを受験していませんが、幸いにも過去に何度か受験したTOEICで1次試験免除点数に達していました。
このTOEIC免除が今回、通訳案内士受験の理由の一つです。

〈日本地理〉
総合旅行取扱管理者の資格で免除
旅行が好きなので、通訳案内士受験とは関係なく、2009年に取得していました。
通訳案内士の地理は難問が多く、地理の1次試験問題が免除されたのは助かりました。

〈日本歴史〉
6月は南米7ヶ国周遊の出張があり、7月になってやっと山川出版の詳説日本史Bを通読しましたが、脳にヴィジュアルに印象付けるために関連する事項を都度日本史図録を参照して確認しました。
高校時代も日本史の教科書は山川出版の詳説日本史Bでしたが、当時と比較して現在の内容は相当に詳しくなっています。
教科書を通読後は過去問4年分を解き、75点〜90点を取れたために少し自信がつきました。
また、教科書の内容から重要なポイントだけを自分の記憶し易い様な形式でまとめ記述していきました。
例えば、弘仁・貞観文化では、桓武天皇/最澄(伝教大師)/天台宗/比叡山延暦寺、嵯峨天皇/空海(弘法大師)/真言宗/高野山金剛峰寺 の様な対比をノートに記述し、頻繁にノートを開いて記憶の確認をしていきました。
試験の直前はこのまとめノートしか読まず、新たな知識を加えるのではなく、既存の知識の確認のみを行いました。
また、マークシート方式の試験では書いて記憶することが面倒になる傾向があると思いますが、英語の単語のスペルを記憶するのと同様に地理や歴史でも地名・人物・事象などの漢字を書いて記憶することが、実は最も記憶に残る方法と言えると思います。
実際の1次試験は従来と比べて問題形式に一部変更はありましたが、自己採点では大丈夫だろうとの点数に達していました。

〈 一般常識〉
一般常識の過去問3年分を解き、64点〜73点と厳しい状況でした。
しかし、とても一般常識とは思えない問題もあり、特別な勉強は時間の無駄と判断しました。普段通りに毎日、日経新聞と朝日新聞を読むと共にハローのメルマガで植山先生が強調されていた観光白書を繰返し読みました。
また、各種メディアの来日外国人観光客に関する話題には常に関心を持ちました。
実際の1次試験の問題は過去問を上回る奇問難問続出で惨憺たる最悪結果でした(自己採点50点)。
完全に不合格を覚悟しましたが、ハローのメルマガで植山先生が一般常識は奇問難問ばかりで平均点は低くなり、合格基準の点数は下がるとの見解でしたので、希望を持って、9月の第2次口述試験対策セミナーに参加しました。
一般常識での奇問難問は今後も出題されるでしょうが、その正答は殆ど運・まぐれ当りです。
やはり他の本来の常識問題を漏れなく正答できるように新聞や他のメディアのニュース報道には常に関心を払っておくのが良いと思います。


(3) 第2次試験対策
9月13日に開催されたハローの第2次口述試験対策特別セミナーで植山先生の具体的な指導を聞いて、第2次口述試験のイメージが湧き、1次試験の一般常識の結果から落ち込んでいた自分にモチベーションを与えて頂きました。
参加者の皆さんの中で自分と同じ気持(1次試験の結果に不安、2次試験の勉強開始に迷い)の方も多いことが判り、ハローのメルマ仲間とこの状況を乗り越えたいと思うようになりました。
セミナー会場でハローの『日本的事象英文説明300選』を購入、以降、2次試験学習のメインの教材にしました。

その後はハローのメルマガで植山先生のアドバイスに従って独学を続けました。
ハローの過去の動画を通勤電車内で視聴したり、英文説明300選を少しずつ暗記したりしました。
また、300選と同じサイズのノートに植山先生の予想も加味して自分でプレゼンテーションの予想問題と回答を作成して、2次試験直前はその限定したテーマを集中して暗記し、周辺事項の確認に努めました。

平日、会社からの帰宅時刻は遅めで、週末は両親のケアーもあり、通勤電車内以外は勉強時間がなかなか取れませんでした。
本格的に2次試験対策の勉強に時間を掛けることができたのは、1次試験合格後でした。このまま2次試験を一発で合格したい気持と不合格でも翌年も2次試験を受験できるという気持の交錯状態。
でも、やはり焦りの方が強かったですね。
ハローの植山先生のメルマガは2次試験への良い刺激で、特に予想問題は勉強時間不足の私にはとても助かりました。
自分ではなかなか予想問題を絞り込めませんので。

プレゼンテーションのテーマ選択は過去の問題の傾向から、歴史、地理、文化にほぼ分類できると思われるため、私は自分としては比較的話し易い地理をテーマに選ぶことを前提に準備しました。
また、地理に明治維新と産業革命を加えて、テーマごとに内容を2分程度に収まる英文を作成し、その暗記に努めました。
一方、逐次通訳は経験もなく、勉強の仕方が判らず、300選の中の文章で通訳に利用できそうなフレーズ、言いまわしを憶えることにしました。

2次試験の本番は16時半頃の順番だったと思います。
待ち時間が長いので、緊張感がつのり、試験会場の部屋の前での待機中は心臓がバクバクしていましたので、何回も深呼吸をして、緊張をほぐす努力をしました。
勉強不足の逐次通訳の内容は日本の家屋がテーマでした。
日本の家屋は畳の部屋から座ったままで庭を眺めるのに適した構造で作られているという内容でしたが、骨格の文章に修飾的文章が長く付随していて、メモを取っているとメインの文章の主語と述語が判りにくくなりました。
そのため、自分の通訳の内容は主題が判り難いものになりました。
通訳の出来が非常に悪かったので、頭は相当にパニクった状態で次のプレゼンテーションに突入しました。
プレゼンテーションの選択の3つのテーマの内、1つは全く話せない内容で、テーマは全く覚えていません。
他の2つのテーマは『棚田』と『精進料理』でした。勝手に予想していた地理に近いのは棚田ですが、これは全く勉強していないテーマでやはり話せないため、最終的に苦手で暗記もしていなかった文化の分類となる精進料理を選択しました。
実は日本の食事については、テーマの選択肢に出ても選ばないつもりで、暗記の対象から完全に外していました。
但し、一度は300選などで目にしていたので、記憶をたどり、また、地理に繋げる努力をしました。
説明に基本的謝りはなかったと思いますが、途中3秒位の沈黙時間があり、とても焦りました。
精進料理は禅宗の寺の多い鎌倉や京都では観光客も食べられることを強調したため、外国人試験管からの質問は、禅寺での精進料理の料金や鎌倉時代に鎌倉では一般人も精進料理を食べていたのかという質問でした。
プレゼンテーション自体は不十分であったと思いますが、質疑応答には普通に対応できたのではないかと思います。


(4) ハローのセミナー、メルマガ、動画、教材などで役に立ったこと
セミナー、メルマガの全ての内容、動画、日本的事象英文説明300選は本当に役に立ちました。
もし、プレゼンテーションで300選の内容が出なかったとしても、利用できるフレーズ、言いまわしは大いに役立ちます。
メルマガでの植山先生の1次試験結果分析は的確で、1次試験後に折れそうになった受験への心を再度奮い立たせて頂きました。


(5) 今後の抱負
今回の私の合格は本当にラッキーでした。
今回の受験勉強を通じて、特に2次試験の対策を通じて、自分が本当に日本について知らないことを痛感しました。
今後は更に日本についての知識を深めた上で、2020年の東京オリンピックでの通訳ガイドを目指して研鑽を続けて行きたいと思います。
通訳案内士試験の合格はスタートラインに立ったということであり、これから更に勉強を継続し、近い将来に必ず良い通訳案内士をなることを目指します。

通訳案内士の試験という海図のない航路をハローの植山先生に導いて頂き、本当に有難うございました。
今後もメルマガを愛読させて頂きますので、よろしくお願い致します。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 8182

Trending Articles