特別セミナー<通訳ガイドで食べていく方法>(15)
●植山先生
先日は充実したセミナーを開催していただき、ありがとうございました。小生はこの2月に合格致しました。
これからどのように通訳ガイドとして臨んでいけば良いのか、右も左も分からない自分にとって、誠にタイムリーなセミナーでした。
3人の現役通訳ガイドさんより、それぞれの切り口から直にお話いただき、大変に有意義な時間でした。
島崎さんの著書は、合格発表の当日に立ち寄ったオアゾの丸善で見つけ、正に今の自分のためにあるような本だと思い購入し、あっという間に読み終わりました。
セミナーではそこに書き切れない内容にまで踏み込んでいただき、大変参考になりました。
一方で、「来るものは拒まず、何でもやる」という島崎さんのスタンスは自分には相当ハードルが高いと感じました。
でも、そこまでやれば報われるということも理解致しました。
水野さんの「自己分析」「自分の得意分野を活かす」というお話は、自分の考えに重なるところが多かったです。
オールラウンドにガイドをこなす自分はイメージし難く、得意分野や興味のある分野を高めることに注力して、それを評価していただけるようになりたいと思いました。
中津山さんのお話は目からうろこの思いで拝聴しておりました。
HPを自分の宣伝ツールとして活用することの重要性を改めて認識致しました。
小生は観光業とは全く関係のない業界で会社員をしており、仕事の都合及び収入面の懸念もあり、ガイドデビューは2年後と思っております。
通訳ガイドの仕事は、趣味の延長線としてお小遣いでも稼げたら良いかなくらいの考えでおりましたが、おそらくその程度の心意気ではお小遣いすらも稼ぐのは難しいと、身の引き締まる思いを致しました。
また本日の講師の皆様は通訳ガイド+αのもの(他の資格や副業)をお持ちで、それがガイド業に臨むお気持ちのゆとりを与えているように感じました。
自分も今からの2年間でそのような+αになりそうなものを身につけていきたいとも感じた次第です。
植山先生のバイタリティあふれる「起業のひらめきと、経営者としての決断の時」のお話は、それだけ単独でじっくり聞かせていただく場を設けていただければありがたいです。
PS かなり久しぶりに秋葉原の電気街界隈を歩きました。
しばしば通訳ガイド試験のテーマになりますが、小生はオタク文化への食わず嫌いもあり、しばらく足が遠のいておりました。
なるほど、今はこういうことになっていたのですね(笑)。
●植山先生
いつもお世話になっております。ありがとうございます。
・セミナーの感想
平成27年度の試験に英語で合格することが出来ました。今、暮らしを立ててゆくために、どの様に通訳案内士の資格を活かしてゆけば良いのか悩んでいます。
合格はしたものの、「この資格で何が出来るのか?」という点が分からないのです。
お話を伺い、業界団体に所属するだけではなく、個々人が企業家的な意識をもって自らの強みをアピールする努力と熱意が大切なのだと感じました。
HP、SNSなども活用して自らが活躍するニッチな市場を作るという事なのでしょうか。ゲストスピーカーの方々のお話は非常に勉強になります。
・その他(1)
近年急速に訪日外国人観光客が増加していることもあり、現行の資格制度(法制度)が実態にそぐわないものになっているのではないかとも思います。
でも、だからといって、直ちに業務独占を廃止したり資格制度自体の存廃について議論するのでは、議論が飛躍しているように思えます。永田町は何だかヘンです。
通訳ガイドの仕事がビジネスであることは当然ですが、同時に、日本に関する正しい理解や共感を養成する極めて重要な仕事だと思います。
特定のステークホルダーのみの利益を重視し、短期的な視野で近視眼的に、通訳案内士の資格制度に関する法改正が行われる事は好ましくないと感じます。
・その他(2)
合格者の氏名が記載された官報を通信販売で取り寄せました。皆さまご存知かもしれませんが、”ご参考”です。
株式会社かんぽう http://kanpo.net/
●植山先生
先日はとても有意義なセミナーのお時間をご提供くださいまして、有り難うございました。
スピーカーの皆様はそれぞれに違った視点からの内容をお話頂けたので非常に、興味深かったです。
実はJFGの説明会に行った際に、まだ幼い子供を抱えこの仕事をスタートするのには限界を感じてしまい、正直、落ち込み気味でした。
しかし今回のスピーカーの水野さんのお話された内容で少し方向性に明るい兆しを見ることができました。
自分の出来る範囲でもなんとかこの仕事をやる事は出来るのではないかと。
まだまだ頭の中で考えている段階ではありますが、時間を限るスポット的なツアーを提案してみたり、自分で会社を起業してみたり、なにかとコラボしてみたり。。。
この資格を手にした方にも様々な立場やライフスタイルの人がいると思いますが、全員が同じように最前線にすぐたてなくても、それでも日本が好き、外国語得意、人が好きを武器に活躍出来るこの資格を活かせるよう、模索して、行動に移したいと思えるセミナーの内容でした。
植山先生のお話もとても面白く、元気と勇気をいただきました。ありがとうございました。
●植山先生
最前線でご活躍中の通訳案内士3名の方々から、現場目線での貴重なアドバイスをいただくとともに
グル植山先生のキャリアの一端も垣間見ることのできた実に有意義な時間でした。
2014年の試験にハローのおかげでなんとか合格できましたので、昨年2月には早々と通訳案内士としての登録を済ませました。
現在の仕事をリタイア後には通訳案内士として活動を始められるように、仕事の合間にそのための準備を進めておりまして昨年は「総合旅行業務取扱管理者」の資格を取得いたしました。
今回のセミナーには通訳ガイドとしての活動を始めるためには何が不足しているかを学ぶために参加させていただきました。
各講師からいただいたアドバイスのうち、自分の求めていた内容をピックアツプいたしますとつぎのようになります。
1.通訳ガイドというおしごと(島崎さん)
『ガイドという仕事をするため、またお客様に楽しんでいただくためには戦略が必要』
・観光シーズンは3月/4月に集中。これを逃すと、新米ガイドの参入チャンスは来年になる
・ロングドライブのときにはお客様が参加型で楽しめるイベントを用意して飽きさせない
・通常の体験ツアーとは勝手の違う築地の競りは実際に見ておく
・仕事をいただく旅行会社に自分を差別化して売り込み、またWin-Winの関係を築いて維持する
2.ガイドの仕事を作る方法(水野さん)
『自己分析に基づいた目標設定』
・なぜガイドになりたいか?(1)目的は?(2)なぜ?(3)いくら稼ぎたい?(4)どこで?(5)強みは?弱みは?
・目標設定(1)何を優先するのか(2)安売りしない(3)自分に合わない仕事はしない
・自分にしかできないことを拡大する
3.通訳ガイドのインバウンドマーケティング(中津山さん)
『提供するサービスは、自分の強みから考える』
・「不和雷同」にならないこと
・大企業にはできない市場を自ら創り出すこと
・Less is more
・Start small, Stay small
大トリは、植山先生の<通訳ガイドで食べていく方法>でした。
『マーケティング方法が本日のテーマ』『創意工夫のためのヒントの提供』とセミナーを総括された後に「聞いてためになる」「見て面白い」植山先生の独演会で締められました。
まさに受講目的に合った内容で4時間のセミナーはあっという間でした。
来年以降もこのような機会を設けていただくことを希望いたします。
なお、2015年の合格者と隣り合わせましたが、お互いに名刺交換をするなど会場は参加者300名の熱気とともに連帯感がありました。
以上、セミナーの感想をご報告させていただきます。
●植山先生
先日は充実したセミナーを開催していただき、ありがとうございました。小生はこの2月に合格致しました。
これからどのように通訳ガイドとして臨んでいけば良いのか、右も左も分からない自分にとって、誠にタイムリーなセミナーでした。
3人の現役通訳ガイドさんより、それぞれの切り口から直にお話いただき、大変に有意義な時間でした。
島崎さんの著書は、合格発表の当日に立ち寄ったオアゾの丸善で見つけ、正に今の自分のためにあるような本だと思い購入し、あっという間に読み終わりました。
セミナーではそこに書き切れない内容にまで踏み込んでいただき、大変参考になりました。
一方で、「来るものは拒まず、何でもやる」という島崎さんのスタンスは自分には相当ハードルが高いと感じました。
でも、そこまでやれば報われるということも理解致しました。
水野さんの「自己分析」「自分の得意分野を活かす」というお話は、自分の考えに重なるところが多かったです。
オールラウンドにガイドをこなす自分はイメージし難く、得意分野や興味のある分野を高めることに注力して、それを評価していただけるようになりたいと思いました。
中津山さんのお話は目からうろこの思いで拝聴しておりました。
HPを自分の宣伝ツールとして活用することの重要性を改めて認識致しました。
小生は観光業とは全く関係のない業界で会社員をしており、仕事の都合及び収入面の懸念もあり、ガイドデビューは2年後と思っております。
通訳ガイドの仕事は、趣味の延長線としてお小遣いでも稼げたら良いかなくらいの考えでおりましたが、おそらくその程度の心意気ではお小遣いすらも稼ぐのは難しいと、身の引き締まる思いを致しました。
また本日の講師の皆様は通訳ガイド+αのもの(他の資格や副業)をお持ちで、それがガイド業に臨むお気持ちのゆとりを与えているように感じました。
自分も今からの2年間でそのような+αになりそうなものを身につけていきたいとも感じた次第です。
植山先生のバイタリティあふれる「起業のひらめきと、経営者としての決断の時」のお話は、それだけ単独でじっくり聞かせていただく場を設けていただければありがたいです。
PS かなり久しぶりに秋葉原の電気街界隈を歩きました。
しばしば通訳ガイド試験のテーマになりますが、小生はオタク文化への食わず嫌いもあり、しばらく足が遠のいておりました。
なるほど、今はこういうことになっていたのですね(笑)。
●植山先生
いつもお世話になっております。ありがとうございます。
・セミナーの感想
平成27年度の試験に英語で合格することが出来ました。今、暮らしを立ててゆくために、どの様に通訳案内士の資格を活かしてゆけば良いのか悩んでいます。
合格はしたものの、「この資格で何が出来るのか?」という点が分からないのです。
お話を伺い、業界団体に所属するだけではなく、個々人が企業家的な意識をもって自らの強みをアピールする努力と熱意が大切なのだと感じました。
HP、SNSなども活用して自らが活躍するニッチな市場を作るという事なのでしょうか。ゲストスピーカーの方々のお話は非常に勉強になります。
・その他(1)
近年急速に訪日外国人観光客が増加していることもあり、現行の資格制度(法制度)が実態にそぐわないものになっているのではないかとも思います。
でも、だからといって、直ちに業務独占を廃止したり資格制度自体の存廃について議論するのでは、議論が飛躍しているように思えます。永田町は何だかヘンです。
通訳ガイドの仕事がビジネスであることは当然ですが、同時に、日本に関する正しい理解や共感を養成する極めて重要な仕事だと思います。
特定のステークホルダーのみの利益を重視し、短期的な視野で近視眼的に、通訳案内士の資格制度に関する法改正が行われる事は好ましくないと感じます。
・その他(2)
合格者の氏名が記載された官報を通信販売で取り寄せました。皆さまご存知かもしれませんが、”ご参考”です。
株式会社かんぽう http://kanpo.net/
●植山先生
先日はとても有意義なセミナーのお時間をご提供くださいまして、有り難うございました。
スピーカーの皆様はそれぞれに違った視点からの内容をお話頂けたので非常に、興味深かったです。
実はJFGの説明会に行った際に、まだ幼い子供を抱えこの仕事をスタートするのには限界を感じてしまい、正直、落ち込み気味でした。
しかし今回のスピーカーの水野さんのお話された内容で少し方向性に明るい兆しを見ることができました。
自分の出来る範囲でもなんとかこの仕事をやる事は出来るのではないかと。
まだまだ頭の中で考えている段階ではありますが、時間を限るスポット的なツアーを提案してみたり、自分で会社を起業してみたり、なにかとコラボしてみたり。。。
この資格を手にした方にも様々な立場やライフスタイルの人がいると思いますが、全員が同じように最前線にすぐたてなくても、それでも日本が好き、外国語得意、人が好きを武器に活躍出来るこの資格を活かせるよう、模索して、行動に移したいと思えるセミナーの内容でした。
植山先生のお話もとても面白く、元気と勇気をいただきました。ありがとうございました。
●植山先生
最前線でご活躍中の通訳案内士3名の方々から、現場目線での貴重なアドバイスをいただくとともに
グル植山先生のキャリアの一端も垣間見ることのできた実に有意義な時間でした。
2014年の試験にハローのおかげでなんとか合格できましたので、昨年2月には早々と通訳案内士としての登録を済ませました。
現在の仕事をリタイア後には通訳案内士として活動を始められるように、仕事の合間にそのための準備を進めておりまして昨年は「総合旅行業務取扱管理者」の資格を取得いたしました。
今回のセミナーには通訳ガイドとしての活動を始めるためには何が不足しているかを学ぶために参加させていただきました。
各講師からいただいたアドバイスのうち、自分の求めていた内容をピックアツプいたしますとつぎのようになります。
1.通訳ガイドというおしごと(島崎さん)
『ガイドという仕事をするため、またお客様に楽しんでいただくためには戦略が必要』
・観光シーズンは3月/4月に集中。これを逃すと、新米ガイドの参入チャンスは来年になる
・ロングドライブのときにはお客様が参加型で楽しめるイベントを用意して飽きさせない
・通常の体験ツアーとは勝手の違う築地の競りは実際に見ておく
・仕事をいただく旅行会社に自分を差別化して売り込み、またWin-Winの関係を築いて維持する
2.ガイドの仕事を作る方法(水野さん)
『自己分析に基づいた目標設定』
・なぜガイドになりたいか?(1)目的は?(2)なぜ?(3)いくら稼ぎたい?(4)どこで?(5)強みは?弱みは?
・目標設定(1)何を優先するのか(2)安売りしない(3)自分に合わない仕事はしない
・自分にしかできないことを拡大する
3.通訳ガイドのインバウンドマーケティング(中津山さん)
『提供するサービスは、自分の強みから考える』
・「不和雷同」にならないこと
・大企業にはできない市場を自ら創り出すこと
・Less is more
・Start small, Stay small
大トリは、植山先生の<通訳ガイドで食べていく方法>でした。
『マーケティング方法が本日のテーマ』『創意工夫のためのヒントの提供』とセミナーを総括された後に「聞いてためになる」「見て面白い」植山先生の独演会で締められました。
まさに受講目的に合った内容で4時間のセミナーはあっという間でした。
来年以降もこのような機会を設けていただくことを希望いたします。
なお、2015年の合格者と隣り合わせましたが、お互いに名刺交換をするなど会場は参加者300名の熱気とともに連帯感がありました。
以上、セミナーの感想をご報告させていただきます。