特別セミナー<通訳ガイドで食べていく方法>の感想(4)
昨日はありがとうございました。本当にたくさんの方が集まり、盛大なセミナーに感激しました。
朝、植山先生が「おはよーございまーす」と列にいた私たちに大きな声をかけながら走っていらしたのを見て、もうその時既に強力なパワーを頂いてしまいました。
近くにいた見ず知らずの参加者の方ともすぐに話ができ、これも植山先生が繋いでくださったハローの輪のおかげです。
また、VIP席を設けていただき、講師の方のお顔もばっちり見えて助かりました。
多彩な、まさしくありえへん講師の先生方から普段なかなか聞けないお話を伺い、気づくと、前のめりになって腰が固まってしまったくらいです。(講演後にストレッチして無事回復しました!)
昨日は今年合格した方や最近合格の方が多かったかもしれません。何年の合格ですかと聞かれ、改めて数えたらもう18年経つことに自分でびっくりしてしまいました。
都心から離れ、結婚、子育てで、せっかく取った資格を全く生かすことなく、働くこと自体ゆるやかにフェイドアウトしていました。
そんな自分には、どのお話も非常に刺激的かつ新鮮で、一方想像よりもはるかにシビアな現実を知りました。
以前はもっと安易に考え、まずは派遣業者に登録すればいいのでは、と思っていましたが、それは賢くないこともよくわかりました。
植山先生のお話の中で、ガイドの雇用形態やガイドの歴史、JTBについては実はあまり詳しく知らないことでした。
ガイド資格保持者としてはこういうことはちゃんと知っておかないと、と思いました。
ガイドの下準備は万全に、お客様の国のことを知った上で日本のことを説明できるといい、という松本美江さんのお話がありました。
このことは通訳ガイドだけでなく日常の様々なやりとりでのヒントにもなりました。また、島崎さんがおっしゃった通訳ガイドも戦略的に仕事をしていける、という言葉も印象に残っています
。一方で通訳ガイドの現実はかなり厳しいものがあるなあというのも率直な感想です。特に収入の話は切実な問題です。
講師の皆様はどなたもガイドの仕事が本当に好きで、様々な工夫、努力をなさっているのだとわかりました。
どなたのお話からもその楽しさが伝わりました。平本さんのおそろしい失敗談からもガイドへの情熱を感じました。
講師の皆さんのツアーに純粋に参加してみたくなりました。また、採用側の方からのお話はこちらのアプローチや戦略を考える上でとても有難い情報でした。
さらに、自分には不採用要素が多いというショッキングな事実も思い知らされました。まあ、それでも、何か自分に合う働き方があるはずだとなぜか前向きに考えています。
阿佐ヶ谷に通っていた頃のご縁で、何年も経っているのにこうしてメルマガでお知らせいただき、今回参加することができ、とても感謝しています。
参加者の皆さんのポジティブなパワーも感じることができましたし、とてもためになって元気になる講演会でした!
またぜひこういうセミナーを開催してください。先生ありがとうございました。
以上