<JFG5日間研修>の感想(5日目)
●植山先生
今日はJFG新人研修の最終日です。
二週にわたって週末五日間行われた研修は、長かったような短かったような、濃縮した時間でした。
会場に着くと、実地研修を終えた安堵感もあってか、初日では考えられないくらい皆でワイワイと盛り上がっていて、明るく和やかな雰囲気で座学が始まりました。
就業に向けた具体的なお話があり、その後は講師の皆様のガイド体験談タイムです。
私達のために失敗談を赤裸々に語ってくださる講師の皆様、バリバリにガイドをこなされている皆様でもこんな経験をして今日を迎えていらっしゃるんだ…と、深く聴き入りました。
個性あふれる体験談はまさにエンターテインメント!キャラクターはそれぞれ異なりますが、この方にガイドをしていただけたら日本や日本人のファンになるに違いないなという素敵な方ばかりでした。
発声ボイストレーニングでも、N講師の素晴らしいエンターテイナーぶりにお腹を抱えて笑ってしまいました!N講師とお知り合いだという方にお話を伺うと、あんな特技があるなんて知らなかった…とのこと。この引き出しの多さこそ、ガイドの魅力なのでしょうね。
パネルディスカッションもとても良かったです。受講者からの質問に対して答えていくスタイルで、成田研修の時に講師をしてくださったS講師の司会ぶりも素敵でした。
良い意味で同業者として先輩も後輩もなく、お互いを尊重し合っている姿勢が伝わってきました。
そして最後は修了証書の授与式。チーフのM講師の目には大粒の涙。先生が泣くなんて反則です!さすがに堪えられず皆で涙しました。。。
通訳ガイドの合格発表や、官報への名前の記載、合格証書の郵送もそれはそれは嬉しいものでしたが、同志の皆様と一緒に受け取る修了証書もまた嬉しいものがありました。
五日間を通じて、講師の皆様から、通訳ガイドという仕事に対して、お客様に対して、そして仲間に対しての愛が溢れているのが伝わってきました。
そして、そんな皆様のお仲間になれるよう、益々努力をしていかないといけないなと気を引き締めることができました。
また、知り合うことができた同期達は一生の宝になりそうです。お互いに切磋琢磨しながら、そして楽しみながら前に進んでいきたいです。
(Tさん)
以上