2014年度通訳案内士試験<合格体験記>(9)
●[英語](メルマガ読者)
(1)受験の動機
もともと、英語を使う仕事に興味があり、20年前の学生時代、通訳案内士という資格があることを知りました。そして、おもむろに、ハローの「日本的事象英文説明300選」やGUIDE TEXTなどを購入。
ところが、その試験範囲の広さと難しさに、自分には無理があるだろうなと思い・・・そのまま時が過ぎました。
2年前、パート先のおばさん(私もおばさんですが)が通訳案内士の資格保有者だと知り先を越された!負けた!という何とも言えない惨めな気持ちになり、再び受験を考えるようになりました。2013年は1次試験合格、2次試験敗退。2014年は背水の陣で2次試験に臨みました。
(2)第1次試験対策
受験を決めたものの日々の生活に追われ気が付けば、ガイド試験申し込み締め切り日。あわてて、お茶の水にあるICSに直接願書提出しました。
その後、試験までの約2か月間、ハローのメルマガに絞って勉強を開始しました。
<勉強方針>
・毎回送られてくる「メルマガのまとめ」をプリントアウト。覚えようとせず3回は音読
・4回目、知らないところに「黄色マーカー」
・5回目、覚えていないところに「黄緑マーカー」
・6回目、覚えていないところに「オレンジマーカー」と「赤ペンで丸囲み」
・わからないところは後回しにせず、その場で調べて確認。
【英語】英検合格免除
【一般常識】社会人なので、一般常識はある程度すんなりと理解できました。
*四苦八苦したのは、地理・歴史でした。
【歴史】
・歴史年後はゴロ合わせで覚える(ネットの語呂合わせ歴史年号サイトを利用)
・写真問題(仏像・観音像など)はその都度ネットで画像を確認
【地理】
・観光地、国立公園など、ハローのマラソンセミナーの地図で場所を確認
<試験直前>
・「まとめと対策」で重要事項をチェック
・第1次邦文試験対策<特訓1800題>を暇を見つけては何回もくりかえす
・ハロー教材ではありませんが、「通訳案内士試験をはじめから丁寧に」というサイトを発見し、地理、歴史の写真問題対策にとても役立ちました。
<使った教材・サイト>
・ハローのメルマガ
・ハローのまとめと対策
・ハローのマラソンセミナー 日本地理/項目別地図帳
http://hello.ac/geography/map.pdf
・ハローのマラソンセミナー 日本地理/都道府県別地図帳
http://hello.ac/map.prefectures.pdf
・第1次邦文試験対策<特訓1800題>
http://www.hello.ac/streaming/clinic/clinic_houbun/index.html
・通訳案内士試験をはじめから丁寧に(ネットで)
・まんが 日本の歴史 人物事典(小学館)
(3)第2次試験対策:
リベンジで挑んだ2次試験ですが、パートからフルタイムに仕事が変わり、その忙しさを理由に、勉強を開始したのは、3週間前でした。
<勉強方針>
・「300選」をフル活用
・NHKの「トラッドジャパン」をDVDに録画していたので、補助教材として活用
・ハローの2次対策メルマガをプリントアウトして音読
・You-Tubeで視聴できるハローの直前対策講座
<勉強法>
・300選をシャドーイング(通勤時、家事をしながら、入浴中、枕元でも)
・リテンション(英文を聞く⇒聞き終わってから、同じ文を声にだして言う)
・プレゼンは、ストップウォッチを利用し2分という時間の感覚を身につけました。
・入室時~退出時をシュミレーションし、一人芝居しビデオに録画。
*何度も何度も、呪文のように「300選」を声に出して読んでいました。
<植山先生の模擬面接>
3回もお世話になりました。そのたびに頂くご指摘、プレゼン予想問題など、大変訳に立ちました。頂いたミネラルウォーターは、試験当日、お守りとして持ってきました。
<試験会場>
通訳問題はできたものの、プレゼン、頭で整理したこととは別に口が勝手に動きだし、あんなに2分間でと勉強したのに、試験官に「2分すぎました」と、指摘されてしまいました。その後もめげずに笑顔で対応したことと、試験官との相性がよかったのではと思います。
(4)ハローのメルマガ、教材などで特に役に立ったこと
・毎回のハローのメルマガ
・まとめと対策
・<特訓1800題>
・「300選」
・植山先生の模擬面接
(5)今後の抱負
英語に興味があり、挑んだ試験勉強でしたが、自分も知らなかった日本の観光名所、伝統芸能、歴史を知ることができ、改めて日本と通訳案内士の職業に興味を持ちました。
オリンピックに向けて外国人観光客の増加が予想されるので、その方々にもぜひ、日本にさらに興味を持ってもらえるようなガイドになりたいと思います。