私は、JTBGMTの仕事も受けたことあります。
ガイドへの要求前提で、男性の新人はほとんどアウトですよね。ココは、その傾向が強いのではと思います。
どこでも同じかと思いますが、最近は年寄りの新人はほとんど受け入れられることがないというのも、傾向としてハッキリしていると思います。
最近は試験が簡単になったこともありますが、継続学習する必要性も理解されていない人も多いと思います。
が、一番重要なことを忘れているのではと思います。方向感覚を磨くこと。お客と一緒に迷子。これは最低です。
大手旅行会社のツアーガイド、行先も駐車場もほとんど正確に決まっていますから、慣れれば問題ありませんが、最初に迷子をやると終わりです。
ココを触れる参考書は下見という事ばかり言って、迷子のことにほとんど触れていません。特に方向音痴、方向反対になる人は、目印をよく覚えておくことですね。これが第一歩です。
中小の旅行会社の場合は、お客の特性で、予定変更、目的変更、行程変更は普通にありますから、下見が全く役に立たないこともあります。
川越観光のつもりで、お客様とミートしたら、そこでいきなり今日は買い物ツアーをしたいと言われて、コースは任せると言われる。
ドライバーは距離を走らないとお金にならないので、怒り出す。これの調整から始まって、コース変更、コース設定をやるのですが、ベテランなら、速攻で、こうしましょうというのが出来ると思いますが、新人はどうですか?
出来ないとダメだしされたガイドになると思うのですが、どうでしょう?
浅草寺から始まる東京案内と思って行けば、最初に予定のない着物体験をしたいと言われる。これが最初に出来ないなら、依頼と異なるので、エイジェントにクレームすると言われる。
そんなことは頻繁に起きるのが中小のエイジェントの場合と思います。いきおい、迷子のケースも増える。
上野公園から谷中へ、お墓、お寺、神社を一つも見ないように歩きたいと言われる。これも迷子になりやすいものです。
その次に日本一美味しいコーヒーショップに連れて行けと言われる。実は、これは私の新人のころの実体験です。
1.上野から谷中、この日は講道館で柔道の試合を見学のガイドで終了予定でした。それが30分で終了、柔道着やT-シャツを15着買い、ホテルに戻った後の話です。神社、お寺、お墓を見ないで移動???でしたね。何とかしましたが。
2.コーヒーショップ???でした。コーヒーは良く飲みますが、コーヒーの味はスターバックスの味が嫌いという以外は、すべてOKなのが、私ですから、一番おいしいコーヒー???、でした。「ネット検索で対応」
3.そこにタクシー乗って移動したら、タクシードライバーが住所セットしたら、全然違う所に連れられてしまいました。当然、コーヒーショップはありません。実はタクシードライバーがナビのシステムの使い方を知らず、それをコーチすることで目的地に到達しました。
これは今のXXXと呼ばれる会社の依頼です。この後、この会社からの依頼はありません。
初日もコース変更ばかりでしたが、そこは知っているところばかりですから、◎の評価だったことは解っています。
が、2日目は、講道館初めて、想定外の道での谷中移動も初めて、コーヒーショップの行先も初めて、タクシードライバーがナビ使えないのも初めて、柔道着15着も初めてで重くて、全部大変でした。
結果、大きな×マークがついたのではと思います。今は、コース変更と言われても、普通の話として受けられますが、どうでしょう?
私は、ここの仕事については、中継先が私をガイド指名した理由は簡単で、外人が2メートルのアラブのロイヤルファミリー系の男性で、歩くのが猛烈に速いので、速く歩けるガイドは私しかいないという事での指名でした。
歩くのが遅いのは、この人のフラストレーションになると言われてのことです。
立ち止まればガイディング、以外はほとんど走っていました。コンパスの差ですね。
以上