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通訳案内士試験<英語以外の2011年度第2次試験受験レポート>

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通訳案内士試験<英語以外の2011年度第2次試験受験レポート>

本日は、英語以外の<2011年度第2次試験受験レポート>(中国語)(韓国語)(フランス語)(スペイン語)(ドイツ語)をお送りします!本邦初公開です!
臨場感豊かな<受験レポート>により実際の2次試験を追体験し、2次試験のイメージをしっかり持って勉強の指針としていただきたいと思います。
●<第2次口述試験対策特別講習会>を開催します!
ジャーーン!
昨年に引き続きまして、今年も、<第2次口述試験対策特別講習会>を開催します!11月25日(日)、11月30日(土)あたりに東京で実施したいと思っていますが、詳しくは、また、メルマガ、ブログにてお知らせいたします!
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<2011年度第2次試験受験レポート>フランス語(その1)
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●受験外国語(フランス語)
●受験した場所(東京)
●受験した時間(11時から)
●試験官
<試験官A>
50代くらいの外国人女性(多分、フランス人)。笑顔を見せてくれて終始穏やかな雰囲気でした。
<試験官B>
40代くらいの日本人女性 穏やかな印象で、話もよく聞いてくれている感じでした。
●質疑応答(以下、全てフランス語での会話です。)
「どうぞ、お座りください。」から始まり、お二人とも笑顔でリラックスムードを作ってくださいました。
まず、緊張しているわたしに、「力を抜いてリラックスしてください。」と笑顔で外国人の方が言ってくださいました。相当顔がこわばっていたのだと思います。
「もう緊張してしまいまして。。。」とフランス語で言い、深呼吸する。そこで、少し笑いが出ました。
「では、自己紹介をしてください。」と日本人試験官がフランス語で言う。
「わたしの名前は、○○です。(初め、「△△です」と、相当の年数使っていなかった旧姓を名乗ってしまう。テンパリすぎていました。)埼玉に住んでおり、今はどちらかというと専業主婦で、週2日働いて、他の日は子育て優先にしています。」お二人ともうなずいている。
「では、日本の文化などに関する質問始めます。簡単だからリラックスしてくださいね。」とまたやさしい言葉を掛けてくださる外国人試験官。
「着物についてですが、外国人にとって着物は大変魅力的ですが、日本に来ても着物を着ている人を見ません。残念です。それはなぜなんですか?」
「それには大きな理由が2つあります。1つは、非常に高いこと。材質が絹で、非常に高価なため、みんな買いません。2つ目が、着るのが難しい事。自分できるようになるには、着物学校に行って着方を勉強したりしないと自分で着れるようになりません。
その二つが大きな理由です。わたしも、結婚する時に母親が何着か買ってくれて実際何着か持っていますが、全然着ていません。タンス(=アルモワール)(誤って「鏡=ミロワール」という単語を言ってしまったような気がします…。)に入ったままです、着方が分からないもので。。。」お二人ともうなずきながら聞いてくれていました。
理由については、「動きにくいから」というのも入れたほうがよかったなぁ、と今後悔しています。
「着物は、何か特別な保管が必要なんですか?」「まず、着物専用のタンスがあります。(今回は、正しい「タンス」という単語を言う。)フランス語での木の名称が分かりませんが…特別な木を使ったタンス。実際わたしも持っています。そして、着物は和紙のような特別な紙に包まなければいけません。虫が付かないように薬を入れる必要もあります。
そして、できるなら半年に1度は乾干ししたほうがよいです。でも実際わたしは全くしていないです、タンスにいれたままです…。でも、いつか時間ができたら、着物学校に行って勉強して自分で着れるようになりたいです。」
微笑みながらうなずいて聞いてくれていました。
途中、単語が出てこないと外国人の試験官の方は助けて下さいました。保管については、「湿気が苦手」という話も入れた方がよかったなぁ、と今後悔しています。
「では、次の質問ですが、昔日本にはサムライがいたと思いますが、なぜいなくなったんですか?」
「(どう話し始めたか思い出せませんが…)はい、それは1868年の明治維新が関係します。まず、明治維新について説明します。
明治維新とは……(と、鎖国政策の話から、ペリー到来の話、初めは拒否していたが開国に至った話をして)、最後の将軍、15代将軍徳川慶喜は、幕府の権力を朝廷に譲り、封建制度が終わりサムライもいなくなりました。」と説明しました。
ただ、途中、明治維新の説明をしていたら、本来の質問が何だったか忘れてしまい、
「えっと…質問なんでしたでしょうか?」と間抜けな問いをしてしまいました…。でも、親切に「なぜサムライがいなくなったかですよ。」とほほ笑みながら教えてくれました。
また、話している途中にチラリと二人で時計を見合わせて時間のチェックをしていました。この回答が終わったら、すぐに日本人の試験官の方に日本語で、「どういうことに気をつけたガイドになりたいですか?」と尋ねられる。
「旅行者の方は、もともと日本に興味があって来てらっしゃると思うので、その方が何をしたいのかどういうところに行きたいのか、何がみたいのか、どうしたら満足して帰ってもらえるのかを的確に判断できるガイドになりたいです。」と答えました。そこで、試験終了。
「終わりです、ありがとうございました。」と言われ、わたしも、「ありがとうございました、さようなら。」と言って部屋を出ました。
●受験の感想
以上、スラスラとPCで打っておりますが、実際の会話は、文法もおかしいとことがいっぱいあっただろうし、単語も文章もそうサラサラとはでてきませんでした。ただ、無言になることだけは避けるよう、思いつく限りのことは言葉に出して伝えました。
でも、二問とも先生にいただいた予想問題を活用できる質問で本当に助かりました。
11月27日(2011年)の<第2次口述試験対策特別講習会>の後、せっかくいただいた資料もろとも全て失くすというとんでもない失態を犯してしまいましたが、その後、先生が迅速に新たに資料を送ってくださったことで、気を取り直して勉強し直すことができました。
後は、結果を待つのみです。今年がダメでも来年があるという気楽な気持ちで結果を待ちたいと思います。本当にありがとうございました。
今年不合格でしたら、来年もまたお世話になるつもりでおりますので、その際は是非よろしくお願いいたします。
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<2011年度第2次試験受験レポート>ドイツ語(その1)
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●受験外国語(ドイツ語)
●受験した場所(東京)
●受験した時間(10時)
●試験官
<試験官A>
ドイツ人の女性。40代くらい。ユニークな服装の優しげな方でした。
<試験官B>
日本人男性。50代くらい。まったく表情を変えない方で、この男性の存在がすごくプレッシャーになりました。
●質問内容
(1)お名前と住所は?
(2)何か食べに行きたいのですが、おすすめの場所はどこですか。
(3)雨季について説明してください
(4)着物について説明してください。
(5)第二次世界大戦後、日本はどのように経済成長してきましたか。
(6)(日本語で)通訳案内士になったら、どういうことに気をつけたいと思うか。
●質疑応答など
入室するとお互いに簡単な挨拶をし、「お座りください」と指示されました。
着席するとすぐに、日本人の男性から「お名前は?」「どこから来ましたか」との質問がありました。あとのドイツ語の質問はすべてドイツ人女性の試験官からでした。
(2)では、まずたくさんのレストランがあり、和から洋までいろいろな選択肢があるのは銀座です、と答えました。すると予算はどのくらい見たらよいですか、と聞かれたので、さまざまなプライスカテゴリーのレストランがありますが、最低で5000円から、高いところは3万円するようなレストランもありますと答えました。
その後続けて、少し騒々しいですが、日本の雰囲気を楽しみ、ちょっと面白い経験をしたいのであれば新宿はどうでしょうかと答えました。こちらもレストランの数も種類も多く、銀座よりは安く食事ができますと付け加えました。
(3)に関しては、大体6月半ばから7月の半ばまで続く、アジア地域特有のものです。
と答えました。その後、あなたは梅雨は好きですか?と聞かれ、まったく予想外の質問に動揺してしまいました。ともかく、子どもの頃は水たまりなどで遊ぶのが好きだったので、雨の時期も好きでしたが、今はあまり好きではありません、と答えると、なおも「どうしてですか?」と聞かれてしまい、ますます動揺し、とにかく湿気が好きではないので・・・この時期になるとつい外国に行きたくなってしまいます。さらに「どうして?」と聞かれたので、返答に困って「乾いた空気が好きだからです」なんて答えてしまいました・・・。
(4)に関しては、日本の伝統的な服で、特別な機会に着ます。特に、元旦の日などに着ます。私も毎年元旦の日には自分で着物を着ます。と答えました。すると「どこで習ったのですか?」と聞かれたので、自分で覚えましたと答えました。
でも、そのあとでそういえば母に習ったなと思い出し、小さい頃は母に着せてもらっていたので、母から習いました、といい直しました。
(5)こんな感じの質問だったという感じでよく覚えてはいないのですが、うーん、とても難しい質問ですね・・・と言った後、戦後の困難な時期から再びいい状態になるために、オリンピックを誘致することを決めて、その関連施設や高速道路などを建設して、労働力を提供し発展していきました、と答えました。この質問の途中に本当に頭が真っ白になってしまいました。
(6)試験官Bから日本語で答えてくださいといわれました。前の質問で完全にがっくりきていていましたので、お通夜のような雰囲気になっていたと思います。とにかく、お客様が何を望んでいるかを的確に把握し、そのニーズに答えられるような通訳になりたいと思います。としぼり出すのがやっとでした。
この後、試験官Bの男性が試験官Aの女性に「他に何か質問はありますか?」と聞いて、女性のほうが「聞きたいことはすべて聞いたと思いますよ」と答え、ありがとうございました、さようならという挨拶で終わりました。
●受験の感想
ほとんど勉強せずに、まずは様子見と受けてみたらまぐれで受かってしまった一次のあと、どうすればいいのかまったく自覚に欠けたまま迎えてしまった二次といった感じでした。部屋の前で待っている間、あまりにも緊張が高まりすぎてどうにかなりそうでした。
結局、後から考えてみると声も自信がなさそうで、小さくなってしまいましたし、とてもガイドになります!という雰囲気は作れませんでした。でも、逆に悔しくなってきて、もし落ちてもこの次は絶対にがんばろうという気になれ、スイッチが入りました。
●ハローについて
いつかは受けてみようかと2年前からメルマガを購読させていただいておりました。
<第2次口述試験対策特別講習会>を受け、みなさんの心構えとやる気に圧倒されると共に、喝を入れていただきました。ありがとうございました。
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<2011年度第2次試験受験レポート>中国語(その1)
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●受験外国語(中国語)
●受験した場所(京都)
●受験した時間(12時より)
●試験官
<試験官A>
40代くらいの中国人女性。分かりやすく、はっきり、丁寧な中国語でとても聞き取りやすかったです。表情も柔らかく、圧迫感がなかったです。
<試験官B>
40代くらいの日本人女性。中国語での質問は試験管Aが、日本語での質問は試験管Bによって聞かれました。
●質問内容
(1)名前・住所
(2)日本の流行の服装が見たいが、東京ではどこに行くとよいか。→新宿と原宿と答えると、両者の違いは何かと質問された。
(3)一週間旅行したいが、北海道と沖縄とどちらがいいか。それはなぜか。
(4)4月下旬に桜が見たいが、どこで見られるか。
(5)日本の経済についてどう思うか。
(6)日本史に大きく影響を与えた戦争は何か。
(7)(日本語で)通訳ガイドとしての資質についての質問でしたが、緊張しすぎて内容を忘れてしましました。すいません。
●質疑応答
(1)入室するとすぐに、「お座りください。」と指示されました。
「カバンはこの椅子の上に置いていいですか」と質問すると、「いいですよ」との返答。着席後すぐに、名前と住所を聞かれました。 
(2)まず「新宿に行くと良い」と答えると、さらに「新宿のほかには?」という質問。「新宿以外ですと、原宿です」と答えると、さらに「では新宿と原宿の違いは?」と質問されました。
「原宿のほうが、若者むきです」と答えると、うなずきながら手元の用紙を見ていらっしゃいました。
(3)「北海道です」と答えると、「どうして?」という質問。「北海道は広いですから、観光地が多いです」と答えると、「食べ物は?」という質問。「おいしいものも沢山あります」と答えると、「具体的には?」という質問。「ラーメン、海鮮、ジンギスカンなどです」と答えました。
「具体的に観光地を教えてください」と言われたので、「北の方へ行くと流氷が見れます。(ここで流氷という発音が悪かったようで、なかなか通じなかった・・・)札幌は夜景が有名です。(完全に答え間違た。しまったと思いつつ・・・)あと、旭川は動物園が有名です。」と答えました。
少し沈黙あり、(たぶん、もっと色々答えるべきだったと思うのですが。)私が話を続けない様子を見て、次の質問をされました。
(4)「東北地方です」と答えると、うなずかれました。
少し沈黙があったので、何か答えないといけないと思い、「東北は寒いので、桜が咲くのが遅いです」と付け加えました。
(5)「景気はよくないです、失業率も高いし、大学生も卒業しても仕事を見つけるのが難しいです」と答えました。うなずきながら、さらに話を続けるのを待っている様子でした。少し沈黙があり、「それは世界経済でのことですか、それとの日本経済のことですか」と質問され、「私は日本経済について答えました」と、なんだか変な答えをしてしましました。(ここで一気に緊張が高まってしましました。)
(6)「第二次世界大戦です」とこたえると、「もっと昔のもので、何かありませんか」と聞かれました。「えーと、何でしょう。少し考えさせてください」と言いつつ、頭の中が真っ白で何も思い浮かびませんでした。
とにかく何か答えないとと思い、「15〜16世紀に、日本全国で頻繁に戦乱が起こり、この時代を戦国時代と言います。これが歴史上、重要な戦争です」という突拍子もない答えをしてしましました。
(7)もう頭の中が真っ白で声も振るえていましたが、何とか笑顔を保ちつつ、「常にお客様のことを考え、焦らず、笑顔と真心をもって対応するようなガイドになりたいです」と言いました。(自分でも何を言ってるんだと思いながら、しゃべらないよりましだと思い、おもいきって言っちゃいました。)
試験管Bはきょとんとした表情をされ、その後試験管Aと顔を合わせると、試験管Bが「では、これで終わります」といわれました。
「ありがとうございます。では、退出してもいいですか」と聞くと、「いいですよ」と笑顔で答えてくださいました。 
「分かりました」と答えたあと、「とっても緊張しました」と言うと、試験管Bが「緊張しましたか」と笑顔で返してくださいました。その後、「今日はお忙しい中、このようなチャンスをいただき、ありがとうございました(緊張のせいで、噛み噛みでしたが。)」といって退出しました。
●受験の感想
終わったあと、「しまった」という気持ちでいっぱいでした。全体的に、答えがシンプルすぎて、沈黙が多かったかなという気がします。また、要求されているように答えられなかったと思いました。唯一、引きつりつつも笑顔を保てた点だけが良かったかなと思います。手ごたえが全くなく、緊張しすぎてとても疲れました。
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<2011年度第2次試験受験レポート>韓国語(その1)
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●受験外国語(韓国語)
●受験した場所(東京)
●受験した時間(11時20分より)
●試験官
<試験官A>
韓国人の女性。無表情で淡々と質問を繰り返す感じでした。
<試験官B>
日本人女性。日本語の質問だけしました。たまに笑顔を見せてくださり優しそうな印象でした。
●質問内容
(1)お名前とどこからきたかを述べてください。
(2)4月に見ようと思っていた桜を見逃してしまいました、今どこに行けば見られますか?
(3)日本の重要な戦争(いくさ)について説明してください。
(4)箸の使い方と作法について説明してください。
(5)日本の今の経済状況と世界との関係についてどう思いますか。
(6)日本のすごい不思議なファッションをしている人を見たいが、どこでみられるか。
(7)韓国人に紹介したい歴史上の人物は誰ですか。
(8)(日本語で)あなたが通訳ガイドになったらどのような点に注意してガイドをしますか。
●質疑応答
入室してから試験官の所までが離れていたのでどのタイミングで挨拶をすればよいかわからず、結局挨拶らしい挨拶もできませんでした。座ってくださいとも言われずに手で椅子を指されただけで、あまり和やかな雰囲気ではなく出身地や個人的なことは何も聞かれませんでした。
(2)の質問は、日本列島は南北に長いが、南は3月後半・北は5月前半頃に桜が咲くので今の時期は見ることはできないといいましたが、今思えば何か代案をだせたらよかったのではないかと思います。
(3)の質問は戦について何も思い浮かばず、関が原の戦いについて答えました。詳しくわからなかったので徳川家康が江戸幕府を開くきっかけになったという事くらいしか言えませんでした。
(4)の質問は、箸の使い方についてどの様に説明をしたらいいのかわからなかったので箸を使用するときにしてはいけない指し箸や迷い箸について説明しました。
(5)については、経済についての知識が全くなく、何と答えていいか困ってしまいました。不景気だということくらいしか答えられませんでした。
(6)については、原宿に行けば見られると答えました。
(7)については、菅原道真について勉強してきたことを滔々と話しましたが試験官の方は退屈そうにしていました。
●受験の感想
私の回答が短すぎた為か、思ったよりたくさんの質問を淡々とされてしまいました。もうすこし長く丁寧に回答をすれば良かったと思います。経済の事等ももう少し勉強が必要だったと反省しています。
ハローには英語の受験を目指していた時にお世話になっていましたが、今回、英語以外の外国語を受験するにあたっても、メルマガなどがとても参考になりました。学校自体は無くなってしまっても、この様に受験生をサポートしてくださっていることに感動しています。来年も受験することになると思うのでよろしくお願いします。
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<2011年度第2次試験受験レポート>スペイン語(その1)
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●受験外国語(スペイン語)
●受験した場所(東京)
●受験した時間(11時10分)
●試験官
<試験官A>
スペイン人の男性。50代。髪の毛、あごひげ・口髭にかなり白いものが混じっている。
<試験官B>
日本人男性。30代後半から40代前半。日本語の質問だけしました。回答中、何回かうなづいてくれていました。
●質問内容
(1)お名前と住所は?
(2)4月には東京で桜が見られないが、4月に桜を見られるのはどこか。
(3)日本の合戦について知りたい。
(4)箸の使い方を習いたいが、どう使えばいいのか。
(5)(日本語で)通訳案内士になったら、どういうことに気をつけたいと思うか。
●質疑応答
入室して、おはようございます、座ってくださいで始まり、最初に聞かれたのが、日本人試験管から「お名前と住所を教えてください」で、すぐに第一問に入りました。
(2)の質問は、最初、東京の桜の見える場所の説明として、上野公園と千鳥が淵の話をしましたが、スペイン人試験管から、東京では4月に桜は見られないよね、的なコメントが入ったので、質問の内容が自分の理解と違うことに気づき、?東京では、通常3月後半から、4月前半に桜が見られること、?それ以降に、桜が見たいのであれば、桜前線は南から北に移動するので、東京以北の、栃木・群馬や東北各県で見えるでしょう、と答えた。
(3)の質問には、最も有名な合戦として、関ヶ原の戦いを説明しました。1600年に徳川家康をリーダーとする軍勢と、石田光成がリーダーの軍勢が戦い、徳川軍勝利後、徳川幕府が成立、その後260年間日本を支配した、と説明した。後になってみれば、説明が少し淡白で、特に、合戦前の情勢、なぜ合戦が発生したかとか、軍勢の規模とか、喋れればよかったと思った。
(4)の質問は、最初、よく質問の内容が解らなかったでの、箸の使い方を知りたいのですか?と確認した後、説明した。箸の内、一本は親指と人差し指ではさみ、もう一本は、中指、薬指で挟んで使う、というような説明をするが、それぞれの指の名前をどういうのかわからず、その指を見せたり、しながらの説明となってしまった。
今思えば、親指から順番に、指1、指2と最初に説明しておいてから、説明すれば良かったと思う。その後、スペイン人試験官が、鉛筆二本を出してきて、持つようなそぶりがあったので、席をたって試験管席近くで、鉛筆を持って説明する形となった。
(5)については、旅程を確実にこなし、フレキシブルさを持ち、もちろん日本に関しての説明を正しく、面白く出来るよう、気をつけたいと答えた。
●受験の感想
ガイドをしてやろうという気持ちで向かったので、待合室でも、笑顔で過ごそうと思って、そうやりました。
質問が3つで、思っていたよりも少なく、少し拍子抜けしましたが、聞き取りが予想以上に難しかったと思います。
箸の使い方については、説明が難しく、自分でやってみる形にもなってしまいましたが、試験評価的には分かりませんが、英語ガイドとして現場でやっている感覚としては、実際には、形を見せないと理解が難しいものなので、まーしょうがないな、と個人的には思っています。
全体としては、自分なりに、落ち着いてやれたと思います。合否は50:50位の感じかな、という感じで、ひどかった、というほどの感じでも、ありませんでした。
●ハローについて
メルマガや英語2次の情報を自分なりにスペイン語に訳して勉強できたので、効率よく準備できたと思います。合戦の質問は、たしか英語2次の質問でも、あったと思いますし、大変お世話になりました。ありがとうございました。

●ハローの教材のお申込みは下記へ。
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