2016年度<合格体験記>(115)
●英語(メルマガ読者、セミナー、模擬試験参加、動画利用者)
(1)受験の動機
・同窓会で通訳ガイドになった同級生がいて、おもしろそうだと思った。定年間際の世代です。(2014年秋の話)
・通訳ガイド試験は、英語の1次試験が難関だと聞いていたが、TOEIC840点以上で1次試験免除の制度があることを知り、昔の記録を調べてたら、過去の自己最高得点が840点だった。運命的なものを感じ受験することにしました。
(2)第1次試験対策
<英語>
TOEICで免除
<日本地理>
2015年度の最初の試験では、38点だった。過去問だけをやってある程度傾向をつかんだつもりだったが、想定外の問題だった。地理というより観光の知識が必要と感じた。
2016年度に再チャレンジ。通訳ガイド対策の本を買って独学で学習。この本だけでは、たぶん足りないと思い、ネットで世界遺産を検索したり手探りで、知識の補充に努めた。
とにかく知識を増やすために、ハローのマラソンセミナーを音声学習で通勤時間等を使い一通り受講した。
2016年度の点数は61点だった。公表の合格ラインである7割には届いてなかったが、ぎりぎり合格ラインだと判断した。
<日本歴史>
2015年度の試験では、高校の時(40年前)使用した山川の日本史の教科書を再度買って学習した。年表とかは頭に入っていたが、写真問題についていけず58点だった。
2016年度に再チャレンジ。写真問題に対応できるように、写真を見たり、いくつか博物館通いもした。ハローのFlash cardで通勤途上に勉強した。2016年度は78点で合格した。
<一般常識>
経済や政治は十分常識があると思っていたので、観光白書だけ読んで、あとは過去問をチェックした。2015年度に70点台で合格した。
(3)第2次試験対策
2015年度は、一次試験が終わった段階であきらめていた。2016年度は、一次合格と信じ、一次試験が終わった段階で、二次試験対策に取り組んだ。
ハローの「日本的事象英文説明300選」の完全暗記(スーパー高校生方式)で臨んだが、還暦親父の頭では絶対に覚えきれないことに気が付いた。
その後は、得意分野(和食関連)でのアウトプット中心に、なんでも口に出して、録音して,それをまた聞くという事を繰り返した。
迎賓館で、植山先生の個別指導を受けた。
それまで自信がなかったが、想像以上に評価してもらえて、自信となった。
本番では、何度か練習していた話題が出て、プレゼンは完璧だった。ただし、逐次通訳は散々だった。
(4)ハローのセミナー、メルマガ、動画、教材などで役に立ったこと
ハローのマラソンセミナー(地理と歴史)は、すべて聴いた。
ただし、テキストはあまり見ないで、通勤途上の電車で聴いた。
かなりの量で、聞き流したところもあったが、講師の先生方は博識で面白かったです。
(5)今後の抱負
現在は就業中ですが、来年リタイアの予定なので、ガイドデビューをしたい。
この年でプロのガイドは敷居が高いような気がしているが、頑張っている人もおられるようなので、ボランティアにとどまることなく、志は高く持ちたい。
以上