2017年度<一般常識予想問題>(訪日外国人旅客関係)
●一般常識の問題で、一番出題されている問題は、訪日外国人旅客(訪日外客)関係の問題であり、過去10年間(2007年~2016年)に問われた項目は下記の①~⑥である。( )内の数字は出題年度を示す。
①訪日外客数(2007)(2009)(2010)(2011)(2015)(2016)
②訪日外客数が、対前年比、何%増(減)だったのか。(2010)(2011)(2016)
③訪日外客が多かった国・地域(2007)(2014)(2016)
④ASEAN諸国の中で、訪日外客が最も多かった国・地域(2015)
⑤ビジット・ジャパン事業の対象市場であるアジアの11カ国・地域からの訪日客が、全体の何%以上を占めたのか。(2012)
⑥訪日旅行中の支出額に占める買物代の割合が最も高いのは、どの国・地域の旅行客か。(2013)(2015)
2017年度も高い確率で出題されることが予想されるので、受験者はよく学習しておくこと。
なお、本<一般常識予想問題>が参考とした統計資料は下記です。
●訪日外客数(総数)
http://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/since2003_tourists.pdf
●ビジット・ジャパン事業開始以降の訪日客数の推移(2003年~2015年)
http://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/marketingdata_tourists_after_vj.pdf
●【訪日外国人消費動向調査】平成27年(2015年)年間値(確報)
http://www.mlit.go.jp/common/001126525.pdf
●【訪日外国人消費動向調査】平成28年(2016年)年間値(確報)
http://www.mlit.go.jp/common/001179539.pdf
●訪日外客数(年/訪日外客数/増減(%))
年 訪日外客数 増減(%)
2003年 5,211,725 △0.5
2004年 6,137,905 17.8
2005年 6,727,926 9.6
2006年 7,334,077 9.0
2007年 8,346,969 13.8
2008年 8,350,835 0.0
2009年 6,789,658 △18.7
2010年 8,611,175 26.8
2011年 6,218,752 △27.8
2012年 8,358,105 34.4
2013年 10,363,904 24.0
2014年 13,413,467 29.4
2015年 19,737,409 47.1
2016年 24,039,053 21.8
・ビジット・ジャパン・キャンペーンが始まったのは、2003年である。
・2016年に、2,400万人の大台に乗せた。
●訪日外客が多かった国・地域(上位10位)
2015年 ①中国 ②韓国 ③台湾 ④香港 ⑤米国 ⑥タイ ⑦豪州 ⑧マレーシア ⑨シンガポール ⑩フィリピン
2016年 ①中国 ②韓国 ③台湾 ④香港 ⑤米国 ⑥タイ ⑦豪州 ⑧シンガポール ⑨マレーシア ⑩カナダ
・ポイント
①中国 ②韓国 ③台湾 ④香港 ⑤米国の順番を覚えておくこと。
●ASEAN諸国の中で、訪日外客が最も多かった国・地域
2015年 ①タイ ②マレーシア ③シンガポール
2016年 ①タイ ②シンガポール ③マレーシア
・ポイント
タイが一番であることを覚えておくこと。
・ASEAN諸国とは
インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス(全10か国)
●ビジット・ジャパン事業の対象市場であるアジアの11カ国・地域からの訪日客が、全体の何%以上か。
2015年 82.9%
2016年 83.6%
・ポイント
80%以上と覚えておくこと。
・ビジット・ジャパン事業の対象市場とは
韓国、台湾、中国、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、ロシア、イタリア、スペイン(全20か国)
・内、アジアの11カ国・地域とは
韓国、台湾、中国、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド
●訪日旅行中の支出額に占める買物代の割合が最も高いのは、どの国・地域の旅行客か。単位(円)
2015年 ①中国(161,973) ②ベトナム(75,164) ③香港(72,145) ④シンガポール(60,415) ⑤台湾(59,500)
2016年 ①中国(122,895) ②ロシア(64,889) ③香港(62,389) ④ベトナム(58,883) ⑤台湾(47,122)
・ポイント
中国が一番であることを覚えておくこと。
以上