Quantcast
Channel: 合格者数48年連続全国第一位校!
Viewing all articles
Browse latest Browse all 8180

2017年度<第1次筆記試験>の合格基準点(詳細分析)

$
0
0

2017年度<第1次筆記試験>の合格基準点(詳細分析)

2017年度の第1次筆記試験の合格基準点につきまして、詳細に分析した結果をお送りします。

下記の受験の感想の平均点をベースに、まず、<メルマガ読者>の平均点(A)を出すと、下記となりました。

・2017年度<第1次筆記試験>受験の感想(全228件)
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/c/3ebcb4d28b3e624430ce5a12c7b21ffb

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<メルマガ読者>の平均点(A)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●日本地理:58.7点

●日本歴史:81.3点

●一般常識:63.2点

●英  語:72.2点

それでは、今回の合格基準点は、どのようにして決まるのでしょうか?
合格基準点は、例年、JNTOの試験実施事務局と観光庁の合同の会合で決まることになっています。勿論、最終決定権は、観光庁にありますが。
まずは、2015年度1次試験直後に、私が、合格基準点について、観光庁の担当者に電話で問い合わせた内容をご覧ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【私】と観光庁の担当者との話の要点
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【私】
今回の(2015年度に改定された)ガイドラインは、あまりにマニアックな問題は出題しないようにするということが出発点にあったと思うのですが、開けてみれば、従来よりもマニアックな問題のオンパレードで驚きました。
特に、日本地理と一般常識の問題にはマニアックな問題が多く、例年に比べても極めて難しかったと思いますが、観光庁は、試験問題の品質についてチェックをしているのでしょうか。

【担当者】
(要点のみ)
試験問題は、JNTOの試験委員の方で作成し、それを観光庁の方で了解を出して、試験を実施しています。(チェックしているかどうかについては最後まで言及なし)

【私】
ガイドラインによると、「実際の平均点が、合格基準点から著しく乖離した科目については、当該科目の試験委員と試験実施事務局から構成される検討会を開催する。その結果、必要があると判断された場合には、合格基準の事後的な調整を行う」とありますが、そのように理解していてよろしいのですか。

【担当者】
現在のところ、まだ採点をしていませんので、何とも言えませんが、実際の平均点が、合格基準点から著しく乖離した科目については、調整を行うことになります。

【私】
もし、日本地理とか一般常識の平均点が、40点~50点になった場合は、その点数が合格基準点になると考えてよろしいのでしょうか。

【担当者】
平均点が合格基準点になるとは限りません。新しい合格基準点は、JNTOの試験実施事務局と観光庁の合同の会合で最終的に決まることになると思います。

【私】
本件に関して、他の受験者から問い合わせなどありましたか。

【担当者】
昨日、私は一件、電話で問い合わせを受けました。

【私】
多くの受験者は、今回の試験問題の内容に関して、落胆、絶望、激怒しています。「もう二度と受験しない」と言っている者もいます。
担当者の方がご自分で問題をご覧になっていただければ、ご理解いただけると思いますが、今後、試験問題の品質を担保する何らかの方策を是非取っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

【担当者】
(私の質問に対して回答はなく)この度は、貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
合格基準点推定の前提事項(重要!)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(1)マニアックな問題のオンパレードで、平均点が極めて低かった年度に、日本地理、一般常識の合格基準点が40点台の時があった。
(2)観光庁の担当者は、「平均点が合格基準点になるとは限りません」と言っているが、過去のデータを分析すると、ほぼ、平均点=合格基準点だった。
(3)しかし、これまで、平均点が合格基準点を上回ったケースで、合格ラインが合格基準点を超えて設定されたことはない。
(4)これは、観光庁はできるだけ多くの合格者を出したいという基本方針があるためであって、合格基準点は、下がることはあっても上がることはない。
(5)例年、ハローの<メルマガ読者>の平均点は、一般の受験者の平均点よりも、5点程度高いと考えられるのだが、それは下記のような理由による。
 ①<メルマガ読者>は、一般の受験者よりも意識が高く、受験準備もよくできている。(←メルマガの卓越した受験情報のおかげです。←これを自画自賛と言います)(笑)
 ②あまりに低い点数の受験者は、<受験の感想>を提出しない。→メルマガも読まなくなるし、提出する意欲も失せる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
合格基準点の求め方
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<メルマガ読者>の平均点(A)- 5点(<メルマガ読者>と一般受験者との差)= 全受験者の平均点(B)と想定する

上下のブレを2点として

(B)- 2点 =(C)を合格基準点の下限とする
(B)+ 2点 =(D)を合格基準点の上限とする

(例)
日本地理の場合

<メルマガ読者>の平均点 58.7点 - 5点 = 53.7点 を全受験者の平均点と想定する

上下のブレを2点として

53.7点  - 2点 =51.7点 を合格基準点の下限とする → 四捨五入して → 52点
53.7点 + 2点 =55.7点 を合格基準点の上限とする → 四捨五入して → 56点

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2017年度の第1次筆記試験の合格基準点
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●日本地理:52点~56点

●日本歴史:70点
全受験者の想定される平均点は74点~78点だが、ガイドラインの合格基準点である70点が採用されると考えられる。合格基準点は、下がることはあっても上がることはない。

●一般常識:56点~60点
「合格基準点から著しく乖離していない」と判断されて、ガイドラインの合格基準点である60点が採用される可能性もある。それはやめて欲しいのですが、観光庁さん!

●英  語:65点~69点
「合格基準点から著しく乖離していない」と判断されて、ガイドラインの合格基準点である70点が採用される可能性もある。それはやめて欲しいのですが、観光庁さん!

上記は、あくまで、私の推定値であり、これをもって、第2次口述試験の準備を止めてしまう理由にしていただきたくないと思います。
実際の最終合格基準点は、神(観光庁)のみぞ知る、です。
万一、今年不合格であっても来年以降もチャレンジしようと思っている受験者は、是非、継続して第2次口述試験対策の勉強を続けてください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
植山先生の予想合格点は正確無比!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
植山先生
いつも本当に有難うございます。
皆さんの出して下さった平均点をつらつら見ているうちに、昨年、4科目受験した点数を思い出し(というより探しだしました。と申しますのも、昨年自分が何点で合格し、何点で不合格だったかさえ把握していないほど身辺騒がしい一年だったものですから。)
ただ、先生の予想合格ラインが如何に正確無比かをお伝え致したくメール致します。私の昨年の点数、及び、昨年の植山先生の予想合格点を比較して記載してみますと、

<受験科目><私の得点><植山先生の予想合格点><結果>

<日本地理>< 54 ><       55    ><不合格>
<日本歴史>< 90  ><  70    >< 合格>
<一般常識>< 52   ><   42    >< 合格>
<英  語>< 67   ><     60    >< 合格>

以上の通りで、結果として地理を再受験することになったのでした。
スーパーコンピューターより正確でした!!!

昨年、この1点を巡り、先生に藁をも縋る気持ちでメールさせて戴き、先生は2次の準備をして損しないのだからすぐ始めるよう御返信を下さいましたが、今振り返ると、先生の優しさだったのかと得心しております。

今年、地理は60点でしたので、全く2次のことは眼中にございませんでしたが、植山先生の予想合格点では何とかなるかも知れないので、今年は初めて2次の準備を始めようと思います。
1点に泣くことのないよう…
先生、有難うございます。

以上


Viewing all articles
Browse latest Browse all 8180

Trending Articles