2017年度第2次試験<受験レポート>(20)16:00~17:00(ねぶた祭)
●受験外国語:英語
●受験会場:龍谷大学
【1】日本人試験官
女性。50代。通訳ガイド風。優しい。最初の名前、生年月日、どこから来たか?の質問の時も優しい感じ。通訳問題を読むとき、ゆっくり読んでくれた。プレゼンの時はずっと無表情。わざとそうしているように思えた。
【2】外国人試験官
男性。40代。アメリカ人?発音に違和感をおぼえなかったので。優しい感じ。でも、きりっとしていた。
【3】通訳の問題文
東北三大祭りの一つである青森のねぶた祭りは、8月上旬に行われます。歌舞伎をテーマにした人形の山車とともに、ハネトと呼ばれる踊り手が街を練り歩きます。最近では、ねぶた祭りはアメリカ、フランス、ブラジルでも行われており、国際交流に一役買っています。
【4】プレゼンのテーマ
・お刺身
【5】プレゼンの内容
お刺身はスライスした生魚です。(ここでスライスが出てこず、カットなどと言ってしまう)お醤油をつけて食べます。お刺身は和食です。和食は2013年に世界無形文化遺産に登録されました。和食の特徴は多様で新鮮な食材と素材の味わいを活用、バランスが良く健康的な食生活、自然の美しさの表現、年中行事とのかかわりです。(和食のサイトからそのまま借用しました。この3番目が出てこず、4番目を先に言って、そのあと3番目を思い出して言いました)
最近多くの外国人旅行者が日本に来て和食を食べるのを楽しみにしています。2020年にオリンピックが東京で開かれます。(日本人試験官が微かにおやっという顔をしました)さらに多くの外国人旅行者が来ることが期待されます。私はプロの通訳者として彼らを多くの場所、和食を提供する場所へガイドしたいと思います。(日本人試験官がなるほどという顔をする。余計なことを言ってしまったのでしょうか。このあたりでストップがかかる。よく覚えていないが、しゃべり続けると、またタイマーを押して、時間を測っているように思えたので、Thank you.といって終わる。そのあとの、with my English ability, hospitality and big smile.(と言ってにっこりする)という決め台詞が言えなかった。
(時計を見る練習もしましたが、見ていると話が飛ぶので、1分30秒という目標は諦めて、最初にfactを言って、準備していたネタ(和食)につなげ、決め台詞を言うという作戦でした。)
【6】プレゼンの後の質疑応答
(A) 醤油をつけると言ったが、他に何かつけますか?
(私)(わさびを言い忘れていたので、助け舟的な質問でした。)わさびホースラディッシュをつけます。
(A)他にお刺身で食べる食材はありますか?
(私)豆腐とか、こんにゃくです。(こんにゃくも説明したつもりです。タケノコを言えばよかったです。)
(A)お刺身とすしの違いは?
(私)すしは楕円型の酢飯の上に刺身がのっている。刺身は魚だけ。
(A)お刺身を食べる時は、酢飯?普通のご飯?
(私)普通のご飯です。
(A)刺身はヘルシーか?
(私)ヘルシーです。それが和食の特徴です。
(A)外国人にお刺身の中で何を勧めるか?
(私)マグロとぶりです。イカはゴムみたいだという人がいるのでお勧めしません。(今考えると、それはタコだったでしょうか。)
(A)外国人客がどこで食べたらよいかお勧めの場所は?
(私)回転ずしがよいです。高くなく、回ってきた皿をお客が自分で選べます。
【7】受験の感想
夕方4時からと遅い時間だったので、とにかく1日が長かった。その分、家で、本番さながら、(北川さんのアドバイス通り)スーツを着て、鏡の前で予行練習ができた。
しかし、あまりのヘタさに、また来年受ければよいと開き直れた。(1次のときも来年また受けようと思ったら、そこから落ち着いた)笑顔を意識していたはずなのに、しゃべると口がへの字になっていることに気づく。
そこで会場では、集合の前からずっと頬の筋肉と口角を上げ、笑顔を保った。ずっと楽しい気分でいられた。
無理はせず、できることだけしようとしたことで、なんとか話し続けられた。
あとは自分では無意識の文法ミスや言い間違いがどれだけあるか。受かっていてほしい。
【8】ハローの教材、セミナー、動画、メルマガなどで役に立ったこと。
私は受けられませんでしたが、直前のセミナーや個人面接は私も受けるつもりで予習をしたり、先生に聞いていただくつもりで練習できたのでありがたかったです。
以上