2017年度<合格体験記>(65)(英語)
●英語(ブログ読者、動画利用者、教材利用者)
<合格体験記本文>
(1)受験の動機
フリーで通訳/翻訳など、言葉に関するお仕事をしています。以前、通訳案内士の方々とご一緒したことがあり、どのような職務なのかは知っていました。
その時には受験は考えませんでしたが、近年、業務に制約を感じることが出てきたので、可能性を拡げたく思い、この資格取得にチャレンジしました。
(2)第1次試験対策
第1次筆記試験は、大変でした。私は、いわゆる帰国子女で、海外で教育を受けた期間が長かったため、基本的な日本の地理や歴史のことをよく知らなかったからです。
受験を決意した時点(昨年5月)では、例えば、47都道府県がわからない。「足利義満」が誰なのか、実は知らない・・・ こんな状態でした。
受験者の中で、最も基礎知識がなかったのは私だと自負しています。いま思えば、受験を決意したのは無謀なことでした。
それでも、合格できたのは、ハローのおかげです。
もし、日本の地理、歴史に関する苦手意識をお持ちの方が、いまこれを読んでくださっていたら、あきらめないでください。
ハローの教材を軸にして、努力すれば、結果は出ると思います。工夫も、必要だと思います。私の場合は、ハローの教材を補強するため、図書館で、いろいろな本を借りました。児童書コーナーで、日本の歴史の学習まんがも借りました。(以下に、参考にした本を幾つかリストアップしておきます)
自分の実力と正直に向き合いながら、ハローの教材に沿って勉強することが、一番確実だと思います。
<英語>→ 免除(英検1級)
<日本地理> → 免除(2016年度 合格)
参考にした本>「日本の世界遺産完全ガイド」(ぴあMOOKS)/「日本の国立公園」上・下(山と渓谷社)/「歴史と文化の町並み事典」(文化庁)/「日本の歴史的風土100選」(主婦の友社)/「日本の町並み250」(山と渓谷社)など
<日本歴史> → 免除 (2016年度 合格)
参考にした本>「集英社版-学習漫画・日本の歴史」/「集英社版-学習漫画・日本の歴史-人物事典」など
<一般常識> 昨年不合格だったため、今年、再受験
ハローの「一般常識」に関する教材に徹底的に取り組みました。そして、ハローのアドバイスをふまえ「観光白書」も、時間をかけて読みました。
工夫としては、2016~2017の時事トピック、東京五輪の最新ニュースなどもフォロー。
ひとつ、大きな反省点があります。
試験中に、マークシートの記入ミスをしていました。残り時間わずかになって、全体を見直してみたら、番号がずれていることに気づき、あわてて記入し直している最中にタイムアップ。
このため、試験からの帰り道はとてもブルーでした。番号がずれた原因は、問題ごとの配点として試験用紙に明記されている (2点) とか (3点) という数字を、うっかり記入していたからではないか、と思います。
考えられないことですが、こういうことが試験ではある。と、これから受験される方々にお伝えしたく思います。気をつけてください!
(3)第2次試験対策
「日本的事象英文説明300選」をベースに、実際に声に出して話す練習を重ねました。試験間近には、小さな紙にお題をひとつ書いたものを袋の中に沢山入れて、その中からランダムに1枚取り出し、その場で2分話す。というシミュレーションを繰り返しました。
タイマーで2分はかりながら練習しました。そうする中で、自分の話し方のクセが見えてきたので(しゃべりすぎ、など)修正する努力もしました。
また、2次試験の試験官が通訳案内士タイプか、教授タイプかを見極めよ、というアドバイスは、実際に試験を体験してみて、重要なポイントだったと思います。これも、ハローの対策資料に明記されていたことでした。
(4)ハローのセミナー、メルマガ、動画、教材などで役に立ったこと
さまざまな教材がタイムリーに公開され、本当にありがたかったです。
私は<第2次口述試験対策特別セミナー>には残念ながら参加できませんでしたが、2次試験直前の<模擬面接特訓>を受けられた方々の感想をブログにアップして頂いたことなども、おおいに励みになりました。
また、動画を公開して頂いていることにも、感謝申し上げます。
独学でしたが、自分の思い込みだけで突っ走ることなく進むことができました。これも、ハローのすばらしさのひとつだと思います。
あれだけできなかった日本の地理と歴史が、いまではとても好きになっていることにも、よろこびを感じています。
(5)今後の抱負
ハローとの出会いがあったから、ここまで来られました。心より感謝申し上げます。
通訳案内士という職務の地位向上と、まだ具現していない可能性をひらいてゆけるよう、私も一助となれますよう願っています。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
以上