2018年度<全国通訳案内士試験実施方法>
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第1次筆記試験
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追加科目「通訳案内の実務」試験で問う内容
●旅程の管理に関する基礎的な項目・関係法令に関する基本的な知識
・旅行業に関する知識 → 旅行業に関する基本的な事項を問う問題(法制等)
・通訳案内士法に関する知識 → 通訳案内士法の内容を問う問題
・旅程管理の実務に関する知識 → 旅程管理に関する基礎的な知識を問う問題
・通訳案内士としての関係法令(コンプライアンス)に関する基本的な知識 → 通訳案内業務を行う上で関連する行為のうち、法律上、禁止されている行為について基本的な内容を問う問題(著作権法、道路運送法、旧薬事法等)
●外国人ごとの生活文化への対応等
・宗教上の注意点に関する知識 → イスラム教のハラル対応や礼拝、ヒンドゥー教の食事制限等を問う問題
・食事制限に関する知識 → 食物アレルギー等に関する知識を問う問題
・国別の特徴 → 旅行の消費動向や慣習等、国別の特徴に関する基本的な知識を問う問題
●危機管理・災害発生時における適切な対応
・危機管理・救急救命等に関する基本的な知識 → 応急手当やAEDの使用方法、医療機関において外国人を受け入れる医療拠点病院等に関する基本的な知識を問う問題
・災害時対応に関する知識 → Safety Tips やインバウンド向け旅行保険に関する問題
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第2次口述試験
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●時間:10分
●問題数
・通訳案内の現場で必要となる知識等に関する外国語訳及び通訳案内士として求められる対応に関する質疑:1問
・プレゼンテーション問題:1問
●評価項目
・プレゼンテーション
・コミュニケーション
・文法及び語彙・発音及び発声
・ホスピタリティ
●合格基準点6割 →7割
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免除対象の見直し
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●英語
・実用英語技能検定1級 → 従来通り免除
・TOEIC
TOEIC公開テスト840点以上
TOEICスピーキングテスト150点以上
TOEICライティングテスト160点以上
→免除基準点の引き上げ
→資格有効期限の設定
●日本地理
・旅行業務取扱管理者 → 従来通り免除
・地理能力検定日本地理1級・2級 → 従来通り免除
●日本歴史
・歴史能力検定日本史1級・2級 → 従来通り免除
・センター試験日本史B60点以上 → 資格有効期限の設定
●一般常識
・センター試験現代社会80点以上 → 資格有効期限の設定
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2018年度全国通訳案内士試験ガイドライン
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2018年3月末までに、観光庁より公表の予定
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食い物にされないようにご注意ください!
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<派遣会社110番>
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/c/5d17a4d53c43fcd55a60d509f24fad4b
<予備校110番>
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/e576eb3f32e964badd912f2ff87f35bd
以上