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2017年度<合格体験記>(47)(中国語)

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2017年度<合格体験記>(47)(中国語)

●中国語(メルマガ読者、動画利用者、教材利用者)

(1)受験の動機
職場の懇意の先輩が、過去にハロー通訳アカデミーを有料受講して英語の通訳案内業試験に合格しており、以前よりその先輩から、今はハローの講義資料等が無料で公開されていることなどを聞かされ、通訳案内士の取得をそそのかされていた。昨年度より、HSK(漢語水平考試)新6級180点以上取得で1次の中国語が免除になったことから、今年度に初受験を決意。また、英語の通訳案内業試験に合格している職場の別の先輩は、中国に関わることをいつも小馬鹿にしており、同じ資格を取得して彼に張り合いたかったので…。もともと社会系の科目に強く、邦文の1次試験は少し勉強すれば大丈夫だろうとの自信はあったので、2年かけて2次対策に取り組めば何とかなるのではと思っていた。

(2)第1次試験対策
<中国語>HSK(漢語水平考試)新6級180点以上取得のため免除
<日本地理>ハローの「教材」と「まとめ資料」を全て印刷したが、もともと日本地理は得意なので、勉強にあまり力が入らず、「教材」にはほとんど目を通さなかった。「まとめ資料」だけ目を通して覚えるようにした。試験問題は「なんじゃこの問題は~」という感想。自信のある日本地理で自己採点の結果は61点となり、公表されている目安の合格基準点7割に達しなかった。ただ、地理が得意な自分でも難しいと思った問題だったので、実際の合格基準点は下がると予想はしていた。
<日本歴史>もともと高校時代に日本史を選択していたが、もうかなり忘れており、このため、1次試験は日本史を重点に勉強した。ハローの「教材」と「まとめ資料」を全て印刷し、永岡先生の動画も全て観て、じっくり勉強した。また、山川教科書「日本史B」と、「センター試験日本史Bの点数が面白いほどとれる本(重野先生著)」を購入して通読した。試験問題は「内容が歴史的観光地の地理っぽく、これはかなり簡単」という感想で、地理とは逆に、実際の合格基準点は目安として公表されている7割より上がるかもと思った。自己採点の結果は85点。
<一般常識>ハローの「教材」と「まとめ資料」を全て印刷したが、もともと一般常識や雑学は得意なので、勉強にあまり力が入らず、「教材」のほうはほとんど目を通さず、「まとめ資料」だけ目を通して覚えるようにした。試験問題は「産業、経済、政治分野はほぼ無く、観光と文化の問題がほとんどで、地理とも被る」という感想で、植山先生のインバウンド実績に関する「まとめ資料」に非常に助けられました。自己採点の結果は65点となり、公表されている目安の合格基準点6割には到達。

(3)第2次試験対策
9月上旬から、ハローの「日本的事象英文説明300選」を中国語に翻訳し始めたが、地理の合格基準点は下がるので大丈夫だろうと漠然と思ってはいたが、確信もなかったので、2次試験の勉強にあまり本腰を入れて取り掛かれず、「300選」を機械的に中国語に翻訳する作業も飽きて途中でやめてしまった。1次の合格発表後も、今一何をやれば良いかわからない状態だったが、合格発表後の植山先生の「2次試験対策セミナー」の動画と資料を見て、俄然やる気が出てきて本当に助けられた。試験まで1か月弱しかなかったので、「中国語で日本のことを話してみる(秦燕先生、芳澤先生共著)」の中の、外国人観光客に密接に関係する内容のところは覚えるようにし、それ以外に出そうなところは、植山先生の「まとめ資料」を参考に、「中国人が日本人によく聞く100の質問(張弘先生、納村先生共著)」と、過去に買っていた「別冊聞く中国語中国語で語る日本」、あとはインターネットなどを参照して自分で頭に入りやすい文章を作って覚えた。二次試験は逐次通訳が「ジブリ美術館」、プレゼンが「シルバーウイーク」で、やはり不慣れと緊張から、言い間違いも多くなってしまい、出来は正直良くなかったと思う。でも、10分間、それなりにいろいろと面接官と話せて、時折頷きながら聞いてもらえたし(自分が話す「キーワード」ごとに頷いてもらえたのはうれしかった)、日本人の中では中国語の発音には自信があるほうなので、間違いなく「教育関係者系」の2人の面接官からの受けは悪くないと信じ、最終の合格発表まで、「不安」と「変な期待」による胃酸過多で胃が溶けそうでした…。

(4)ハローのセミナー、メルマガ、動画、教材などで役に立ったこと
・メルマガ
・日本史の講義動画(永岡先生)と講義資料
・植山先生の今年度試験に向けた説明・アドバイス動画
・植山先生の今年度まとめ資料(各教科)
・植山先生の今年度2次試験対策セミナーの動画と講義資料(まとめ資料)
今まで自分は、試験の受験対策というものは、ほとんど参考書や資料を使った自習でやってきて、学校に通って試験対策をしたことがありません。通訳案内士試験についても、学校での試験対策はせず、1次も2次も、主に植山先生の「ありえへん」サービスに頼ってやってきました。特に、私にとっては、上記の「ありえへん」サービスがなかったら、全く準備や対応ができませんでした。英語受験ではないので、先生からの全ての「ありえへん」サービスを享受できたわけではありませんが、試験に出る内容だけでなく、2次試験に向けての意気込みや注意事項など、セミナーの動画とメルマガからも知恵と勇気(と笑い!)をもらえました。

(5)今後の抱負
植山先生にはどう感謝すればよいかわかりません。本当にありがとうございました。今年初めて受験して、流石に1回で合格するのは甘いだろうと思っていましたが、実際に合格してしまい、正直自分が驚いています。
ご存知のように、中国人の大量の闇ガイド・観光白タクの横行、そして通訳案内士の独占業務廃止による闇ガイド合法化等の状況もあり、今の会社を辞めて通訳案内士で食っていくのは勿論不可能です。そして、今の冷えた日中関係が自分の会社の業務に与える影響は非常に厳しく、会社で中国語を生かす機会もなくなり、とはいえ兼職も禁止で出来ません。中国語を勉強してきましたが、自分自身、結局その能力を生かすことが出来ていません。現在の厳しく冷え込んだ、でも微妙に改善の兆しも出てきた日中関係、通訳案内士の独占業務廃止、そして台湾人だけでなく中国人の訪日旅行者も今後はFITが主流となりつつある情勢のなかで、今後、自分の中国語の能力や資格をどのように自分の経済活動やボランティ
アなどの実活動に活かしていくのか、通訳案内士に合格したことを機会に、語学の勉強だけでなく、そういった語学能力の実践についても、じっくり考えていきたいと思います。

以上


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