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2013年度通訳案内士試験<合格体験記>のご紹介(その3)

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2013年度通訳案内士試験<合格体験記>のご紹介(その3)

[英語/東京] (メルマガ、DVD(英語1次/2次、地理、歴史、一般常識))

(1)受験の動機
今回は受験2年目。定年を迎える2012年の数ヶ月前に、第二の人生で何をやろうかと考え始めていた時、ある雑誌で通訳案内士のことを知った。それまでの会社の仕事とは全く違うことをやったほうが面白そうと思ったこと、若い頃の海外生活の経験を生かせると思ったこと、外国人と話すことが好きなこと、自分自身があまりにも日本の文化のことを知らなすぎるので、そういうことを学んだり見学することを楽しみたいと思い始めたこと、などが理由。

(2)第1次試験対策
一次試験は、初めて受験した昨年度は英語以外の邦文はすべて合格。

<英語>
昨年、2012度の試験結果は惨敗!特に15個の日本語単語の英訳は3,4個しかできなかったと思う。もうこの時点でほとんど諦めの境地。まだまだ長文読解と単語語彙の能力不足を痛感。テスト前には、まさか4教科のうち英語だけ落ちるとは想定外。事前には主に邦文科目に時間を使ったので、英語のハローテキスト教材A、BのDVDは時間不足ということもあり、教材Aのほんの一部しかできなかったから当然の結果といえば当然であった。

昨年度の結果に基づき、英語については長期戦になるだろうと想定し、その基礎力をつけるべく英検も同時にめざそうと決意。が、とてもいきなり一級はむりと思い、まずは準一級から着手することにするも、2012.10月、2013.6月はともに長文読解とヒアリングでつづけて失敗し、案内士試験の前に英検準1取得の夢ははかなく散る。
そこで、本番試験前2ヶ月間はハローテキストとDVDに集中することにした。しかし、今回も時間不足もあり教材A、Bの6割程度しかできなかったが、DVDも含めて自分としてはかなり中身の濃い学習ができ、長文読解のコツをつかんだ気がした。また、15個の英単語訳はこれだけでも占める点数が多いため、この準備にもある程度時間を注いだ。

今年度の英語一次は、前述の英単語訳は選択式になったこと、長文問題文もかなり短くなったことで、敷居が大幅に下がったと感じた。15個の英単語訳は勉強したこともありとても簡単であった。これについては、ほとんどの人が全問正解となったのではないだろうか。また、長文読解の難易度も下がったこともあり、(事前の準備も昨年度よりできたことも相まって)マーク式は一問間違えたのみ。

記述式の和訳、英訳についても、ハローの「日本的事象英文説明300選」をひととおり見ておいたので難度は高いとは感じなかった。ただやはり自分の英訳の表現力の乏しさは否めなく、果たしてこの記述式で半分以上の点数を確保できたかどうかは不安であった。英作文の練習はあまりしっかりやっていなかったことは反省点になる。
英語はその難度が下がったため、自分の試験のできは昨年に比べ格段に上がったものの、平均点が昨年に比べ15-20点は上がっただろうと感じていたため、合格最低点もきっと切り上げられるかもしれないと思い、結果発表まで合格できるかどうかは疑心暗鬼であった。

<日本地理>
地理は、学校時代から得意な方であったため、試験準備は比較的に楽に臨んだ。ただ、そうは言っても半世紀も前の日本の各地の地理や文化などは今ではかなり変わってしまっているので、そこはハローの教材にほとんどおんぶにだっこ。すべてのことが簡潔にまとめられているため、これをやるだけで充分だと思った。
 
<日本歴史>
歴史は、一般常識程度は多少の記憶はあるが、明治維新以降はほとんど自信なし。ただ、殆どは将軍時代が中心に出題されると決め、これもハローのテキストとDVDで勉強。テキストは非常によくまとまっておりこれだけをやれば充分と自分に言い聞かせた。また、マラソンセミナー(DVD)の歴史の講師の先生が非常に面白く、結構鮮烈に記憶に残った。
 
<一般常識>
一般常識は、なにを勉強して良いか全く分からないため、これもハローのテキストだけに絞った。邦文3科目の中では、この科目が一番テキストのお世話になった。ほとんど自分の知らないことが多く、とてもテストに役立ったし、それ以前に自分自身の一般常識の勉強になった。
ただし、一次試験ではあまりにもできず(自己採点55点?)不合格を想定していた。やはり甘かったかとかなり落ち込んだが、結果は合格ということでまた元気がでてきた。
 
(3)第2次試験対策
これはハローDVDの2次試験対策を実施した。ただし、全体の3割ぐらいしかできなかった。全部のDVDをやったとしたら、とっても多くの時間がかかったであろう。しかし、各講座が非常に濃い内容であるので、本番の雰囲気を充分につかめたと思う。
DVDは3割しか出来なかったが、「日本的事象英文説明300選」をひととおりやったのでほぼ全部の想定問題をカバーできると信じることにした。あと、直前の植山先生のメルマガでの想定問題情報は非常にためになったし、自分を安心させてくれた。他に某セミナースクールに本番シミュレーションのためのクラスを受けたが、内容的にはあまり役立ったとは思わなかった。ただし、場の雰囲気になれることや受け答えの仕方、態度での注意事項を体得できたことは大きかった。
あと先生の教えの、受け答えに窮しても沈黙してはだめ、とにかく何でもしゃべること、なにも答えられなかったらAside from ...で話題を変えてでもしがみつくように、さらにできるだけ観光に話を持っていくように、ということを頭に叩き込んで臨んだ。
さすがにAside fromを切り出すような厳しい出題や質問は来なかったが、その他の教えは本当に役立ちました。しかし、そのAside fromを切り出すことなどを本番の待ち時間などで思い出したりしていると、自然に思い出し笑いで気分的にはリラックスしてとても良かった。

(4)ハローのメルマガ、教材などで特に役に立ったこと
ここまで書いてきたように、すべての教科ともハローの教材(テキスト、DVD)とメルマガはとても強力で、これらだけを本当にしっかりやれば充分であると思う。そして、特に本番直前では最重要項目(一次試験)とメルマガでの想定問題まとめ(二次試験)は、直前の学習に実に有効で気持ちに安心を与えてくれる。
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/c/bee220460756338dc856233ed98983ec

(5)今後の抱負:
今後は、案内士の団体に登録し、新人研修や各種セミナーなどを積極的に受けて実践を勉強しながら、プロへの道に進む決意である。自分が理系であることから、その特質をより生かせられるガイドの仕方を身に着けられればと思う所存である。

 

[英語/兵庫県/主婦](セミナー生)

(1)受験動機
京都生まれ京都そだちで、ずっと日本文化に囲まれて育ったので、京都の大学(英文学科)卒業前の夢は通訳案内士だったが、大学時代にはあまり良い生徒ではなく、英語力は見についておらず、通訳案内士の試験(当時は邦文試験もマークシートではなく記述式だった)は身分不相応に難しいもので、夢のままであった。京都の古美術・出版会社に入社して、この手で最高級の日本画や陶器を扱える機会に恵まれ、その素晴らしさに感動した。建築や絵画、仏像彫刻などを他国の人に楽しんでもらいたい、そのお手伝いをしたいと考えていた。

(2)第1次試験対策
<英語>
教本A、Bは4周やって、DVDは3周見た。必修ガイド用語集と単語集は他社のもふくめて3周ほどやった。おかげでにがてだった英文法がわかるようになって来た。これが大学時代にわかっていれば、私は胸を張って英文科卒ですと言えたのに…と思う程、目からウロコが落ちて、小さいパーツまで構文を分析する楽しみに目覚めただけでも、儲け物でした。並べ替え問題を面白く思えるようになった。また、訳のコツを掴めた気がする。英語一次試験は3回目でやっと受かった。

<日本地理><日本歴史>
歴史、地理は比較的好きなので、マラソンセミナーのDVDを楽しんで見て、過去問をやって、テレビも歴史、地理関係のを見たが、これは昔からの好みだった。特に地理の先生お勧めの「なるほど地図帳」を手元に置き、いつも見た。DVDの先生方の講義は面白く、くだらないテレビよりもはるかに良かった。

<一般常識>
一般常識は苦手なので、教本とマラソンセミナーのDVDと、それでも基礎が不安だったので、高校生の教科書「高校新現代社会」帝国書院 を買って必要部分を読んで覚えた。
これらのおかげで、邦文試験は一度も落とさなかった。

(3)第2次試験対策
1次試験合格が判明してから慌てて、「300選」を2周やり直し、他社の二次試験対策の教材を取り寄せ(今回から形式が変わったので)そこの直前セミナーにも一度行って、訓練を受けた。当日の試験で「新幹線」の逐次通訳が、ハローの「300選」でやったのと似ていて、楽だった。

(4)ハローのメルマガ、教材などで特に役に立ったこと
ハローの教材を何周もやって自信をつけたことと、植山先生のメルマガにいつも励まされました。
特に、東日本大震災の後、訪日観光客がげっそり減ったとき、こちらから出したメール、多分(この教本やDVDを見て日本の素晴らしさを実感し、それを支えに頑張っていきたいです)みたいなことを書いたのに、先生から「頑張って。」のお返事をいただけたのがとても嬉しかったですし、力になりました。その他、サッチャー元首相の講演会DVDや、ツルの恩返しでいただけた「300選」など、本当に役立てさせて貰っています。
でもなによりもメルマガが楽しみでした。特に「今日の格言」は心に響くものが多かったです。あれのおかげで、不合格を乗り越えられた気がします。本当にありがとうございました。

(5)今後の豊富
今回は大量合格者増のお陰で受かったと思い、合格させて下さった関係者にお礼を言いたいです。今回不合格だったら、私は今年は忙しいので、下手すると、来年また一からやり直しの羽目に陥ったかもしれなのです。そうすると、年齢的にもう諦めたかもしれません。これからしっかり勉強して、通訳案内士として通用するようになりたいです。日本の良さを他国の人にわかってもらいたいです。


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