●第2次口述試験<受験レポート>(14)
●試験内容
次回のために、まず細かいが大事なことを記載しておきます。
まず、想定外でかなり焦ったことは、メモをとる紙が一枚しかなかったこと。通訳問題で大きな字でスペースを使ってしまい、そのあとプレゼンで1枚しかないことに気づき、苦しかったです。
内容の組み立ての整理がやりづらかったので。(せめて二枚用意してほしい!)
あと、「教室からの漏れ」ですが、気づいたのは廊下側上部が窓になっている教室と廊下側がすべて壁になっている教室の二種類があるようです。私は壁の方で、まったく聞こえませんでした。
上部が窓になっている向かいの部屋からは、内容はわかりませんが、外国人の方の声が聞こえてきました。おそらく、そちらの側だとかなり聞こえるのでないかと思います・・・。
【1】通訳試験で、試験官が読んだ日本文(できるだけ正確に)
ICカードについてで、ブログに記載されている内容かと。
【2】プレゼンテーションの三つのテーマ
鎖国、宝くじ、日本三景
【3】ご自分が選択したテーマ
鎖国
【4】プレゼンテーションの内容
(江戸や明治維新、浮世絵については準備していたのですが、「鎖国」切り口となると上記の想定外もあり、上手く整理して話すことができませんでした。落ち着いて考えれば、「明治維新」で準備したことで、ほとんどいけたんですけどね・・。で、とっさにだいたい以下のような話をしました。かなりbrokenで脈絡にも問題あったと思います。)
・鎖国は江戸時代の徳川幕府が執った政策
・江戸時代は、17世紀初めから19世紀半ばまで続いた封建社会。
・そして、鎖国とキリスト教禁止によっても特徴づけられた時代。
・日本は外国に対してドアを閉め、まったく海外からの影響を受けなかった。
・その間日本独自の文化が発展した。名高いのは浮世絵。浮世絵は西洋に高く評価された。
・鎖国の間、特に町人によって、江戸文化が育まれたといえる・・
もっと脈絡なかったと思いますが、外国人の質問の内容から、言いたいことは伝わったかと。時間はよくわかりません。時間切れにはならなかったと思います。
【5】質疑応答の内容
Q: 鎖国は、日本固有の文化をはぐくませたようですね。でも、鎖国による問題も大きかったのでは?
→むろん、ネガティブな側面がたくさんあった。西洋に遅れをとり、明治維新以降に西洋と肩を並べるために大変な努力があった。
江戸時代、特にcommonersは抑圧されていた。しかし、だからこそ、commonersによる文化の発展があったと思う。
Q: 日本には今も素晴らしい伝統文化があって、うらやましい。どうやってそういった文化が維持されるの?
→人がそれを世代から世代へと受け継ぎたいと深く思い、努力しているから・・。(ここで「和紙」の話でもすればよかった・・と今思います。)
●ハローの教材、セミナー、動画、メルマガなどで役に立ったこと。
面接含めて全てに感謝しております。悔やまれることが多いですが、最期まであきらめず、沈黙だけは何とか避けることができました。
網にひっかかっていてほしいものです・・。
今回合格できなくても、来年も挑戦します。
植山さんがこんなにもみんなを応援してくださってるのですから、必ず報いるようにいたします!
今回初めて通訳ガイドの試験勉強をし、(暗記は別として)歴史・文化を学ぶこと、感じることが、生きる糧になっております。
改めて心から御礼申し上げます。今後ともどうぞ宜しくお願いします。
そしてまたお会いできますこと、切に祈っております!