2015年度<合格体験記>(64)(英語、スペイン語)
●<2014年英語/2015年スペイン語>(メルマガ、教材、Flashcards利用者)
2年かけて2つの言語で挑戦しましたので、2年分を記載させて頂きます。
(1)受験の動機
以前から英語・スペイン語の勉強を続けてはいましたが、能力を公式に証明するものを持っていないと常々思っていたところに通訳案内士の資格を知り、語学力の証明になると思ったのと、かつて自分がトルコを個人旅行した際に日本語を話せる現地の方にガイドとして行程の一部についてもらって歴史・文化等がよく理解できてとても楽しかったことを思い出し、今度は自分が外国からの旅行者に日本観光を楽しんでもらうお手伝いをしたいと、受験を思い立ちました。
(2)第1次試験対策
TOEICスコアによる免除も他の要件による邦文科目の免除も一切持ち合わせておらず、すべての科目を受験しました。
<英語>日常的に新聞のニュースサイトで時事用語に慣れるともにハローの教材から日本的事象に関連する部分を抜き出して勉強したほか、300選の音声データをスマホにダウンロードし、通勤の電車の中で聞きました。
聞き流すだけだったり、本やFlashcardsとの併用だったり、とにかく何回も聞いてインプットしました。
<日本地理>
ハローの教材を中心として勉強しましたが、特にテーマごとの地図集はとても役に立ちました。
勉強が進むにつれ、色を付けたり、加筆したり自分だけの地図集にしていきました。教材以外には「旅に出たくなる日本地図」「国立公園・国定公園ガイドブック」を見てできるだけ視覚に訴えて記憶するようにしました。
<日本歴史>
「もう一度読む山川日本史」で概略を復習したあとは、大学受験用の「日本史要点整理」的な簡潔にまとめた参考書と文化史に的を絞った参考書(これも要点整理的なもの)を使いました。
観光と関連するのはやはり文化史ですので、この分野での取りこぼしがないようにと考えました。
<一般常識>
これは特別な受験対策はなく、新聞をよく読むことと幅広く興味を持って、何か気になったら調べてみるという姿勢を持ち続けるということでしょうか。
邦文科目はいずれも「1800題」を徹底的に繰り返し、常に90点以上取れることを目指しました。
出題内容がマニアックすぎる等色々と取りざたされていますが、「1800題」は基本的な問題なのできちんと押さえておいて損はないと思います。
<スペイン語
>英語同様日常的にスペイン語に触れることと、とにかく「300選」を頼りにし、日本語・英語を見ながらスペイン語版を作成しました。
(3)第2次試験対策
口述試験の過去問や植山先生が作ってくださった予想問題への模擬回答を作ろうとしてのですが、時間的余裕がなく、英語版もスペイン語版も途中で終わってしまいましたが、キーワードは覚えるようにしました。
とは言え、2014年の逐次通訳問題ではいきなり「天守閣」と言われ、「えっ? 城に関してはノーチェック」と焦りました。
donjon という単語は決して忘れないと思います。
十分な出来とは言えませんでしたが、プレゼンテーションで挽回できたのではないかと思います。
海外勤務で鍛えた「とにかくなんとしてもこちらの意図を伝えるという気迫」で「日本の自然災害」について、東日本大震災と東北地方の復興状況を交えて話しました。
自信を持って話せたことが良かったのではないかと思います。
今回のスペイン語ではプレゼンテーションのお題の一つが「日本の城について」で、これはラッキーでした。
前年の逐次通訳の内容をほぼそのまま使い、さらに姫路城やら江戸城・皇居への話を加えて膨らませ、質疑応答の種を色々と蒔くことがことができたのではないかと思います。
2回受けての感想ですが、1次試験を突破あるいは免除されて2次試験に進まれた皆さんは高い語学力をお持ちですから、ドンピシャの訳語を知らなくとも他の言い方で十分説明できると思います。
逐次通訳問題では訳語を思い出そうとするより、話の内容をよく聞き理解することに重点をおくことをお勧めします。
プレゼンテーションでは準備していないテーマであっても、何とか関連づけて自分の得意なテーマ・分野に引っ張ってきて勝機を見出すのがよいのではないでしょうか。
とにかく自信をもって話すことが大事で、自身を持って話すにはやはり「知っていること」が必要で、私も見たり・聞いたりして知識・経験を積むという姿勢を持ち続けたいと思います。
(4)ハローのセミナー、メルマガ、動画、教材などで役に立ったこと
邦文試験対策では「1800題」と植山先生がアップされる「要点まとめ」、外国語試験では「300選」に本当にお世話になりました。
これらなくしては到底合格はおぼつかなかったと思います。
また、出席はできませんでしたが、各種説明会の資料もじっくり拝見しました。
本当にありえへんサービスだと思います。
(5)今後の抱負
まだ現役の会社員ですので通訳案内士としての就業は先になりそうですが、日々の勉強を怠らず、ボランティアガイド等を行いながら、腕を磨き、見聞を広げていきたいと思います。
●<2014年英語/2015年スペイン語>(メルマガ、教材、Flashcards利用者)
2年かけて2つの言語で挑戦しましたので、2年分を記載させて頂きます。
(1)受験の動機
以前から英語・スペイン語の勉強を続けてはいましたが、能力を公式に証明するものを持っていないと常々思っていたところに通訳案内士の資格を知り、語学力の証明になると思ったのと、かつて自分がトルコを個人旅行した際に日本語を話せる現地の方にガイドとして行程の一部についてもらって歴史・文化等がよく理解できてとても楽しかったことを思い出し、今度は自分が外国からの旅行者に日本観光を楽しんでもらうお手伝いをしたいと、受験を思い立ちました。
(2)第1次試験対策
TOEICスコアによる免除も他の要件による邦文科目の免除も一切持ち合わせておらず、すべての科目を受験しました。
<英語>日常的に新聞のニュースサイトで時事用語に慣れるともにハローの教材から日本的事象に関連する部分を抜き出して勉強したほか、300選の音声データをスマホにダウンロードし、通勤の電車の中で聞きました。
聞き流すだけだったり、本やFlashcardsとの併用だったり、とにかく何回も聞いてインプットしました。
<日本地理>
ハローの教材を中心として勉強しましたが、特にテーマごとの地図集はとても役に立ちました。
勉強が進むにつれ、色を付けたり、加筆したり自分だけの地図集にしていきました。教材以外には「旅に出たくなる日本地図」「国立公園・国定公園ガイドブック」を見てできるだけ視覚に訴えて記憶するようにしました。
<日本歴史>
「もう一度読む山川日本史」で概略を復習したあとは、大学受験用の「日本史要点整理」的な簡潔にまとめた参考書と文化史に的を絞った参考書(これも要点整理的なもの)を使いました。
観光と関連するのはやはり文化史ですので、この分野での取りこぼしがないようにと考えました。
<一般常識>
これは特別な受験対策はなく、新聞をよく読むことと幅広く興味を持って、何か気になったら調べてみるという姿勢を持ち続けるということでしょうか。
邦文科目はいずれも「1800題」を徹底的に繰り返し、常に90点以上取れることを目指しました。
出題内容がマニアックすぎる等色々と取りざたされていますが、「1800題」は基本的な問題なのできちんと押さえておいて損はないと思います。
<スペイン語
>英語同様日常的にスペイン語に触れることと、とにかく「300選」を頼りにし、日本語・英語を見ながらスペイン語版を作成しました。
(3)第2次試験対策
口述試験の過去問や植山先生が作ってくださった予想問題への模擬回答を作ろうとしてのですが、時間的余裕がなく、英語版もスペイン語版も途中で終わってしまいましたが、キーワードは覚えるようにしました。
とは言え、2014年の逐次通訳問題ではいきなり「天守閣」と言われ、「えっ? 城に関してはノーチェック」と焦りました。
donjon という単語は決して忘れないと思います。
十分な出来とは言えませんでしたが、プレゼンテーションで挽回できたのではないかと思います。
海外勤務で鍛えた「とにかくなんとしてもこちらの意図を伝えるという気迫」で「日本の自然災害」について、東日本大震災と東北地方の復興状況を交えて話しました。
自信を持って話せたことが良かったのではないかと思います。
今回のスペイン語ではプレゼンテーションのお題の一つが「日本の城について」で、これはラッキーでした。
前年の逐次通訳の内容をほぼそのまま使い、さらに姫路城やら江戸城・皇居への話を加えて膨らませ、質疑応答の種を色々と蒔くことがことができたのではないかと思います。
2回受けての感想ですが、1次試験を突破あるいは免除されて2次試験に進まれた皆さんは高い語学力をお持ちですから、ドンピシャの訳語を知らなくとも他の言い方で十分説明できると思います。
逐次通訳問題では訳語を思い出そうとするより、話の内容をよく聞き理解することに重点をおくことをお勧めします。
プレゼンテーションでは準備していないテーマであっても、何とか関連づけて自分の得意なテーマ・分野に引っ張ってきて勝機を見出すのがよいのではないでしょうか。
とにかく自信をもって話すことが大事で、自身を持って話すにはやはり「知っていること」が必要で、私も見たり・聞いたりして知識・経験を積むという姿勢を持ち続けたいと思います。
(4)ハローのセミナー、メルマガ、動画、教材などで役に立ったこと
邦文試験対策では「1800題」と植山先生がアップされる「要点まとめ」、外国語試験では「300選」に本当にお世話になりました。
これらなくしては到底合格はおぼつかなかったと思います。
また、出席はできませんでしたが、各種説明会の資料もじっくり拝見しました。
本当にありえへんサービスだと思います。
(5)今後の抱負
まだ現役の会社員ですので通訳案内士としての就業は先になりそうですが、日々の勉強を怠らず、ボランティアガイド等を行いながら、腕を磨き、見聞を広げていきたいと思います。