●試験会場:TKP品川カンファレンスセンター
●受験外国語:英語
●受験時間帯:10:00~11:00
●試験内容
【1】日本人試験官
女性。40~50代。通訳ガイド風。最初にドアを開けてくれた。採点専門。質問はなし。
最初に、英語で氏名と生年月日を質問。
日本語で、通訳問題の説明。
日本語でプレゼンテーション問題のやり方を説明。
*プレゼンで準備の30秒が終わり、いざ話し出そうと秒針を見たタイミングで、「最初にプレゼンする内容を英語で言ってください。」と言われ、本当に話し出した時には秒針を見ることを忘れていました。
この言葉にそれほどの秒は費やされていないはず・・・と判断し、1分30秒くらいは話しただろうと判断した時点でプレゼンを終えたつもりだったのですが・・・
【2】外国人試験官
男性。40〜50代。アメリカ英語。日本滞在歴長そう。優しい感じ。
【3】通訳の問題文
北海道を除き、日本には梅雨があります。日本は細長いので、沖縄と東北で1ヶ月以上、梅雨の時期に違いがあります。梅雨は、稲作にとって重要です。(「日本的事象英文説明300選」の日本の気候に酷似)
【4】プレゼンのテーマ
・伏見稲荷
・たこ焼き
・待機児童問題
【5】自分が選択したプレゼンのテーマ
・伏見稲荷
【6】プレゼンの内容 (おそらく1分に満たなかったかも・・・です・・・)
I would like to talk about Fushimi Inari Taisha Shrine.
Fushimi Inari Taisha Shrine is located in the south of Kyoto City.
It is famous for the many red torii. (たぶん、外国人に人気があることは言い忘れました。)
(全国の稲荷神社の総本山であることも、その時には思い出せませんでした・・・)
Kyoto was the capital of Japan for more than 1000 years.
The famous sightseeing spots in Kyoto are,
Nijojo Castle, Kinkakuji Temple, and Kiyomizu Temple.
Kiyomizu Temple is built over a cliff and is famous for wide veranda and tall wooden pillars.
Historic Monuments of Ancient Kyoto were designated as World Cultural Heritage Sites in 1994.
That’s all.
Thank you.
【7】質疑応答の内容 (赤字:受験速報を送信後にさらに思い出した質問)
質問され過ぎて、英語で何と答えたのか詳細に思い出せませんので、私がそのときに回答しようとした内容を記述いたします。それが英語で正確に伝わっているか分かりませんが・・・。
外国人試験官=(A)、自分=(私)
(A) なぜ伏見稲荷大社は人気なのか。
(私)赤い鳥居がたくさんあって、写真写りがよく、世界の友達に伝えられる。SNSで伝えられる。(自分が、なにやら無茶苦茶な英語を並べ立てた印象が残っています。)
(A) 鳥居とは何か。
(私)神社の入り口にある門。2本の柱と2本の横棒で天辺でつながっている。神社に行けばすぐわかる。(邪気から守ることは言い忘れ・・・)
(A) なぜ鳥居がたくさんあるのか。
(私)Let me see……と言って引き延ばし、「たくさんの人がdonateしているからだ」と本当か嘘か分からないまま答えたら、
(A)スポンサーがたくさんいるのか、と訊かれたので、
(私)「そうだと思うのですが、後で調べます。Thank you for asking.」と答えました。
(A)そうね~、そうしてね~(みたいな感じの答えが返ってきました。)
(A) 伏見稲荷とはどういう意味なのか。
(私)伏見は地名で、稲荷は稲荷神社のこと。
(A) 稲荷神社とは何か。
(私)稲荷神社は、「狐を神としている」と言ったか、「狐が神社を守っている」と言ったか、そのどちらかを答えました・・・
(「狐が神社を守っている」と答えたかったのですが、次の質問を考えると、試験官には「狐を神としている」と響くような回答だったかもしれません・・・)
(A) 今、神と言ったが、神とは何か。
(私)神道は日本古来の宗教で、アニミズムのような感じで神がたくさんいる。西洋の神とは違う。
(A)日本には仏教もあるが、神道と仏教はどう違うのか。
(私)神道が先で、仏教はインドで誕生し、中国、韓国を経て、日本に来た。
(A)仏教はいつ日本に来たのか。
(私)6世紀の終わりごろ。
(A)では、日本人は、神道か仏教かのどちらかということなのか。(←というような趣旨の質問と記憶)
(私)両方のこともある。
(A)両方?!
(私)そう、両方です。お葬式は仏教で行うけれど、地域のお寺にもdedicateしている家がある、と答えました。(地域の氏子をイメージするも、上手に伝えらなかった感があります。)
(A) 昨日、神社に日本の伝統衣装を着た子どもがたくさんいたが、それはどうしてなのか。
(私)Let me see… Yesterday means the 2nd of December…Did they wear yukata?
と、着物ではなく、「浴衣?」と訊いてしまいました。また、試験管の方が昨日見たという、子どもたちがいた場所を訊きました。
(A)(昨日見たのは)神奈川県、とのことでした。ここら辺で、よく覚えていない細かなやり取りを2往復ぐらいしたような・・・
(A) 子どもを祝うお祭りはあるか。
(子どもを祝う日が何かない、みたいな感じの流れになりました。)
(私)11月にあります。しかし、昨日はそのお祭には遅いですね。
(A)11月にある子どもを祝うお祭はどのようなものか。
(私)11月15日にある。七五三という。3歳と5歳と7歳になった子どもの成長を祝う。
(A)じゃー、昨日見た子どもたちもそのお祝いだったのかもね。。。
(私)Possibly……
(A)「うん、そう、それに違いない・・・」とたいへんご自分に納得した感じで、大きく頷いていました。
*「七五三は、11月15日かそれより前に行うのが通例」という私の思い込みが、スムーズなコミュニケーションの妨げになったのかもしれません。。。
*外国人試験官の方は、たいへん時間を気にしながら質問していました。
【8】ハローの教材、セミナー、動画、メルマガなどで役に立ったこと。
ハローのことは、以前の職場の方が教えてくれて知りました。
したがいまして、通訳案内士試験に関して、今年受験することを決めた時に、私はほかに何も調べずに直接ハローにつながりました。
私はハローしか知らず、かつ、試験勉強時間も全然取れないので、植山先生だけが道標で、植山先生が仰ることを素直にみんな行うようにしてきました。
携帯の待ち受けも、試験部屋にしていました(笑)
本日の試験は、プレゼンテーションの時間が短すぎて足切りにあうか、ハチャメチャな質疑応答をしてしまったので切られるか・・・と思っていますが、この短期間で本当に力を付けていただいたなあ~としみじみ思って、とても感謝しています。
植山先生、いつも本当にありがとうございます!!