2017年度<合格体験記>(71)(英語)
●英語(メルマガ読者、セミナー参加者、<模擬面接特訓>参加者、動画利用者、教材利用者)
留学経験なし、ド田舎住まいで公私とも英語環境0の私でも、2年で合格することが出来ました。
ひとえにハローのお陰です。本当にありがとうございました。わずかでも、似たような環境の受験者の自信とお力になれます様、寄稿致します。
(1)受験の動機
語学系唯一の国家資格を取得し、仕事でのアピール材料にしたいと考えました。
(2)第1次試験対策
<英語>→ 2016年、TOEICにより免除
<日本地理> → 免除。
2016年:マラソンセミナーの資料・動画・音声。「旅に出たくなる日本地図」。フラッシュカードDX、第1次邦文試験対策<特訓1800題>。
マラソンセミナーは1.5倍速で、資料と旅に出たくなる地図にポイントを付箋で書き込みながら学習。
その後は音声のみを家事をこなしながら何度か聞きました。
また、フラッシュカードDXや第1次邦文試験対策<特訓1800題>はパーフェクトになっても、何度も繰り返し、記憶の定着を図りました。
<日本歴史> → 免除。
2016年:マラソンセミナーの資料・動画・音声。フラッシュカードDX、第1次邦文試験対策<特訓1800題>。「超速!最新日本文化史の流れ」「山川詳説日本史図録」
マラソンセミナーは1.5倍速で、一通り学習。
その後は音声のみを家事をこなしながら、もちろん倍速で何度か聞きました。
また、フラッシュカードDXや第1次邦文試験対策<特訓1800題>パーフェクトになっても、何度も繰り返し、記憶の定着を図りました。
特に、写真問題は入念に取り組みました。
<一般常識> → 免除。
2016年:マラソンセミナーの資料・動画・音声、フラッシュカードDX、第1次邦文試験対策<特訓1800題>。 直前対策セミナー、観光白書、ニュース。
マラソンセミナーは1.5倍速で、一通り学習。
その後は音声のみを家事をこなしながら何度か聞きました。直前対策の資料は数字や固有名詞、大きな変化を中心に押さえるよう心掛けました。
(3)第2次試験対策
①逐次・プレゼン共通
・まず「日本的事象英文説明300選」のすべての日本語を音読→英語を音読しながら筆写。音読かシャドーイングを出来る限りの時間を使って実施し、語彙・発音等をチェックし続けました。
・合格体験記と受験レポートを読み漁り、質疑応答はどのようなことが聞かれるのか、合格者がどのように勉強していたのかを学びました。
②プレゼン対策
・YouTubeで理想のガイドさんに出会い、何度も見返してイメージを固めました。
兼六園のガイドさんたちが素晴らしく、「私も彼らのようなエンターテイナーになる」ことを決意。
・前年に細かい場所等を聞かれて玉砕したため、JTB発行のるるぶを中心にメジャーな観光地について、交通手段、移動時間、入館料、お土産品まで確認。
・世界遺産等はノートに旅行雑誌等の資料を切り貼りし、自分なりの英文を作って1:45に納める練習を繰り返しました。
・また、プレゼン経験がないのでプレゼンに関する初歩的な本を読み、勉強しました。
・直接赴き体験できれば良いのですが、子供が幼く遠出が困難なため、YouTubeでかなりの観光名所を確認しました。
・1ヶ月前からはNative Campというインターネットレッスンサイトで毎日講師と日本の観光地や文化についてフリートークで息抜きしました。(ストレスを溜めすぎないよう、あえて2分のプレゼンはせず、会話の中で何を聞かれても、できるだけ自分の一番得意な観光地に話を持ってくるよう心掛けました。)
・約2月前からTrue Japan Schoolの模擬面接を2回受けました(浮気すみません;)。ここで、講師に「英語力は十分なので、日本語でいいから知識を入れなさい。歴史・文化的視点を持ちなさい。各資料の最初の3文だけを訳す→お手本→再訳の練習を繰り返しなさい。」と指導を受け、これを徹底しました。この頃から、「日本的事象英文説明300選」をフラッシュカードDXでタイトルのみを見て、本文を英語で話せるように(やっと本格的に)取組みました。
・植山先生の作成してくださった予想問題についても、毎日(あれば)日本語と英語の両方を音読し、暗記に努めました。
・最終的に、1’45でプレゼンできるよう、タイトルを決めては20秒で3つだけ言いたいことを用意→プレゼンの練習を繰り返しました。(メモは取りません。家事をしながらインターバルタイマーを活用し練習しました)
②逐次通訳
「300選」や各資料のスラッシュリーディングでSVを取ることと、過去問・予想問題をICレコーダーに吹き込みノートテイキングの練習、テレビを見ながら同時に訳出し(分からない単語は日本語のままでOK、あくまでSVを取る練習とし、)反射神経を鍛えるようにしました。
<第2次口述試験対策特別セミナー>⑤で、先生が「『私、失敗しないので』と言いたいじゃないですか!」と仰っていたのを聞き、「私も絶対言えるようになる!」と決意を新たに最後まで知識の詰め込みに励みました。
直前の<模擬面接特訓>で、植山先生から何とか合格点を頂けたことで、当日は比較的落ち着いて受験できたと思います。
(4)ハローのセミナー、メルマガ、動画、教材などで役に立ったこと
①ハローの教材等
・「300選」、合格体験記、2016・2017<第2次口述試験対策特別セミナー>、<模擬面接特訓>、厳選予想問題集。
②その他書籍
・「英語で日本紹介ハンドブック(松本 美江)」、「英語で伝える日本の文化・観光・世界遺産(山口百々男)」、「英語で説明!外国人が必ず聞いてくるニッポンの不思議88(石井 隆之)」、「Lonely Planet JAPAN」、「平成28年二次試験問題と解答・解説(TrueJapanSchool)」、「るるぶ」。
③インターネットサイト・アプリ等
・YouTube
人気ガイドの研究と遠方の観光地の確認、外国人が作成する日本紹介番組で視点と語彙等の確認をしました。
「ホントに素敵な兼六園のガイドさん」(https://www.youtube.com/watch?v=aB9CqMTU-08)、
「日本一の兼六園ガイド算盤侍・猪山さまと行く兼六園お花見ツアー♪20120418」(https://www.youtube.com/watchv=i6GePblTdBA&t=520s)
「ONLY in JAPAN」外国人が10~30分でユニークに日本を紹介しています。ネイティブと思いますが、平易な英語で聞きやすく、時に忍者になったり、とにかく面白いので息抜きとしてもオススメです。
・NHK WORLD TV(app)
日本の文化を紹介している番組を視聴し、ガイドの視点や語彙・表現の参考にしました。
・インターバルタイマーforトレーニング(app)
スマホの無料アプリです。 10秒刻みで設定でき、20秒→100秒のインターバルをセットすると、延々と繰り返してくれるので、通訳・プレゼンの練習に大活躍でした。
・Native Camp(https://nativecamp.net/)
オンライン英会話スクールです。webとスマホアプリの両方からアクセスできます。基本は月額5,000円、予約不要で受け放題です。
受験1ヶ月前からは毎日受講することを目標に使い倒しました。
フリートークでプレゼンの練習をする方が多いみたいですが、私は息抜きを兼ねて旅行の話という大きな括りでおしゃべりしてもらいました。
フィリピン人講師がとてもポジティブで、毎日彼女たちの笑顔に元気をもらいました。
深夜まで続く勉強に耐えられたのは、ここで息抜きできたのが大きかったです。
・有料ガイド
日本語ガイドで したが、プロがどのように案内し、どの程度の深さまで説明するのかを確認するためお願いしました。
(5)今後の抱負
現職の公務員のため、ガイドとしての稼働は考えていません。しかし、公務員としてオリンピックに関われるよう、今後も研鑽を怠らぬようにします。
また、目標だった試験に合格でき、自分の中で英語学習が一区切りつきましたので、念願だったスペイン語の勉強を始めます。
以上