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2017年度<合格体験記>(85)(英語)

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2017年度<合格体験記>(85)(英語)

●英語(メルマガ読者、セミナー参加者、<模擬面接特訓>参加者、動画利用者、教材利用者)

(1)受験の動機

大学出てから37年、メーカーの海外関係のビジネスを中心に働いて来ました。海外にも長く駐在しました。いつも一生懸命だったことは自慢出来ます。
そろそろ、人生二毛作で自分の本来の興味と海外経験を融合させたことをしたいと思ったのが受験の動機です。
かつて会社のインセンティブツアーを企画して中南米のお客さん一行と東京、富士山、箱根、京都、奈良を回ったことがあり、そのときお願いしたスペイン語の通訳案内士さんのガイドの素晴らしさに感動して、自分もいつかはと思っていました。

昨年の11月に通訳案内士試験を受けること、一年で合格することを決意しました。
以前に経営関係の国際資格取得で予備校に通って成功した経験があったので、予備校入学をまず考えました。
最初に昔から知っていたハローの名前が頭に浮かんだのですが、ネットで調べると2011年に閉校したと知りました。
そこで色々と調べて良さそうなところに登録しました。幸いそこは良心的な学校でした。

その後、植山先生のメルマガの読者となり、先生の熱量にぐいぐいと引き込まれて行きました。
マラソンセミナーフラッシュカードなどの教材も素晴らしくすぐに利用させてもらいました。 
一次試験の直前のYouTubeセミナーは圧巻で、直前対策は完全にこれに従って行いました。結果として大正解でした。
10月末の<第2次口述試験対策特別セミナー>で先生が言われた、「決心すれば何でも出来るんですよ。」とのメッセージが深く心に残りました。
これが試験直前の二週間の海外出張中も睡眠時間を削って勉強する原動力となりました。
勉強の技術よりも何よりも重要なのはこのことだと確信しています。まだ動画を見ていない受験者の方は真っ先にこれを見ることをお勧めします。

<2次セミナー>動画(その4)(約10分)
https://youtu.be/oXF9u2_7tgA   

何事も決心が重要である。

(2)第1次試験対策

<英語>英語 TOEICで免除

勉強を始めた当初は一次試験を受けるつもりでしたが、一年でどうしても合格したい私は、試験は水物で一年一回の試験では時の運で失敗することもあると考え、TOEICを受験することにしました。
参考書を何冊か読み、公式問題集の試験を時間を計って二回やって感覚を掴んでから、3月の公開テストを受けました。幸い思ったより良い点を取ることが出来、一次試験免除を受けることが出来ました。
これで4月以降社会科三科目に集中する態勢が出来ました。TOEICで点数を稼ぐコツは時間配分だと思います。要するに一つの問題にこだわらないこと。
さっさと先に行くことと思いました。

<日本地理>

地理は合格基準点の70点に達せず、自己採点では63点でした。平均点補正で救われた科目です。
準備段階で過去問5年分やっていずれも70点以上取れたので、自信を持っていたのですが、本番では、最初の北海道の湖の位置を問う問題で今年は何か違うと感じ、札幌市内の川の問題でパンチを食らいました。
沖縄とか山陰の問題はお手上げでした。終わったときは半分も出来ていない感触でがっかりしましたが、「難しいときはみんなも同じように感じている、平均点を取れば良いんだ」という植山先生の言葉を思い出し、心を折らずに続く歴史と一般常識に向かいました。振り返ると、地理は過去問トライアルの結果に慢心し、基礎固めが十分でなかったと思います。
国立公園、広域周遊ルート、代表的な山、川、滝、渓谷、観光地などを地道に頭に詰め込む作業が出来ていませんでした。よって当たりはずれが激しい準備状況だったと思います。
これから受ける方はマラソンセミナーをしっかりやったうえで、植山先生が重要と言われるところ(今年だったら広域周遊ルートなど)を徹底的に勉強されることをお勧めします。

<日本歴史>

今年の日本史は織田信長と本能寺を結びつける問題が出るなど、こんな問題でいいの?と思うくらい例年より簡単であったと思います。
歴史はマラソンセミナーと山川の教科書を通読しており、しっかり対応出来ました。
フラッシュカードの日本歴史に出る写真(157)は素晴らしい教材で、毎日見ていましたが、今年は文化史関係の出題は無かったように思います。
第1次邦文試験対策<特訓1800題>も利用させて頂きましたが、試験が今年の難易度であれば、そこまでの知識は必要ないと思いました。
しかし、試験の傾向は予告なく変わるので、必勝を期すためには、受験生は全般に網をかけて抜かりなく勉強を進めるべきです。

<一般常識>

この科目は、過去問のトライアルでもなかなか合格基準点の60点を超えられなかった科目ですが、植山先生の直前YouTubeセミナーに助けられました。観光統計で先生がマークされたところが全て出て、それらを丸暗記していたお陰で、試験前半は破竹の快進撃(正解)を続けました。
本当に20点位得点が上がったと思います。お陰様で軽く基準点を超えました。恐れ入りました。本当にありがとうございました。
とにかく、毎年何が問われるか分からない科目ですが、観光白書、観光統計に関する問題を確実に取ることが合格の秘訣だと思います。

(3)第2次試験対策

逐次通訳は、メモを取ると全体の流れを忘れる、メモを取らないと再現が不十分になる、このジレンマで苦しみました。
植山先生のアドバイスから、「リテンションが重要であること」、「習うより慣れろ」だと学び、徹底練習しかないと考えました。
本試験の過去問5年分、先生の予想問題と予備校の練習問題を全てアイフォンに自分で吹き込んで、通訳の練習を繰り返しました。全部で200題ほどありました。
11月には二週間の海外出張があったので、飛行機のなかでは、メモを取らずに通訳する訓練をし、ホテルや帰国してから、メモを取りながら訳す練習をしました。
やはり本番通りメモを取りながら訳す練習を繰り返すのが効果的です。一つの文で二つくらいのキーワードのメモを取ること、読める字で書くこと、文の切れ目が分かるようにしっかり斜線をいれることを心掛けました。
不思議なことに段々と慣れてきて、苦手意識が消えて行きました。試験当日も早朝に起きてこの練習を繰り返すと妙に心が落ち着き、本番の試験も落ち着いてキーワードを落とすことなく、大意を通訳出来たと思います。

プレゼンでの一番の心配は三つのお題の中に話せるものがない事態に遭遇することでした。
そのためテーマを出来るだけ広くカバーしたいと思いましたが、プレゼンの準備はとにかく時間が掛かります。
最初は第一回の直前セミナーで発表された植山厳選150題について自分なりの原稿を作ろうと思いましたが、とても時間が足りず、最終的には、「鉄板厳選30題」と自分で選んだ追加26題、合計56題の自己原稿を作りました。
予備校の日本事象のテキスト、ネット情報も活用して、200-230ワード程度の原稿にまとめました。 
原稿はワードで作成し、ワード数を計り、印刷して、プレゼンの練習をしました。しかし、原稿作りには時間がかかり、出来上がったのは試験直前で、練習が十分に出来ませんでした。

最後は植山先生の迎賓館での<模擬面接特訓>にも申し込んで、直接特訓もして頂きました。
ホームランは必要なく、安全運転で行くべしとのアドバイスを心に刻み、本番に臨みました。
評価表では受験態度、ホスピタリティー、やる気・熱意に高得点を頂き、総合判定も合格との評価を頂きました。
この評価表はお守りにして試験会場に持って行きました。合格発表の朝も会社に持って行きました。不思議に心が落ち着きました。

「日本的事象英文説明300選」は6月に購入し、一次試験が終わってからは、ずっと通勤時に聞いていました。
フラッシュカードバージョンを使って、日本語から英語へ訳す練習も繰り返しました。暗記は、歌舞伎、能など文化的なことを中心にやりました。
本当は全部丸暗記すべきだったのでしょうが、そこまでは出来ませんでした。

本番のプレゼンのお題は「夏祭り」でしたが、自分の得意なお盆や農業問題と結びつけて話し、そちらに質問を誘導出来たこと、さらにプレゼンでは触れなかったが勉強していた他の夏祭りの内容に話を展開出来たのが勝因であったと思います。
図らずも試験官に自分の得意分野について質問させるという植山戦術が出来ていました。

色々書きましたが、幸運にも恵まれました。
通訳問題(パクチー)で思わず頭が真っ白になるような翻訳困難な言葉、表現がなかったこと、プレゼンのお題の一つが用意していたものに引っかかったこと、試験官が二人ともフレンドリーで話しやすい人だったこともとても幸運でした。

(4)ハローのセミナー、メルマガ、動画、教材などで役に立ったこと

マラソンセミナー(地理、歴史、一般常識)

第1次邦文試験対策<特訓1800題>(地理、歴史)

フラッシュカード 日本歴史に出る写真

「日本的事象英文説明300選」

一次直前YouTubeセミナー

2017年度<日本歴史>対策 https://youtu.be/0XFw-cWsb8k

2017年度<一般常識>対策 https://youtu.be/6fOkb2JoP9M

2017年度<日本地理>対策 https://youtu.be/QvMZlzWQUtI

<第2次口述試験対策特別セミナー>1~5

特に https://youtu.be/oXF9u2_7tgA 何事も決心が重要である(再掲)

(5)今後の抱負

植山先生の勧めに従い、一昨日のJFG説明会に参加して来ました。
各講師のお話を伺い、通訳案内士試験の合格は本当にスタート地点に立っただけだと強く再認識しました。
しかし、同時に本気で取り組めば道は開けるとも感じました。決心ですね。
ガイドの世界では、50代は若手、60台、70代もバリバリと働いているという話も伺えました。
私も、今の仕事はスパッと辞め、もう一度気持ちの上では20代に戻って、ガイドの勉強をし、心も体も鍛えなおして取り組んで行こうと思います。

植山先生からは知恵と力を沢山頂き、多くのことを学びました。本当に有り難うございました。

以上


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