2017年度<合格体験記>(81)(韓国語)
●韓国語(メルマガ読者、セミナー参加者、<模擬面接特訓>参加者、動画利用者、教材利用者)
(1)受験の動機
韓国語能力試験6級に合格し、一次免除になったので受けてみようかな、と軽い気持ちで始めました。
しかし学習していくうちにだんだん楽しくなってしまい、ガイドになるぞ!となりました。
(2)第1次試験対策
受験を決意したのが今年4月、フルタイムで仕事をしているのでまとまった勉強時間は取れません。
効率よく合格点を取るため、どの科目も細かいところまで覚えるのはあきらめ、基礎固めに徹しました。
また、「切腹問題」は徹底的 に勉強しました。
<韓国語>
韓国語能力試験により免除
<日本地理>
小学生向けのドリルを一冊仕上げて、馴染みのない西日本の地理を確認し、中学生向けの地図帳で国立公園の位置と名前を確認しました。
ハローの教材では、空いた時間に第1次邦文試験対策<特訓1800題>を何度もやりました。その他に世界遺産、全国の伝統工芸品は表にまとめて覚えました。
試験前には植山先生が「出なかったら切腹」とおっしゃっていた広域観光周遊ルートをしっかり勉強しました。おかげでかなりの点数を稼げたと思います。
<日本歴史>
「超速日本文化史」を読み込み、有名な仏像、絵画などの画像をネットで探して印刷しノートに貼り由来等を覚えました。
文化史をやれば、大まかな歴史の流れが頭に入ります。また、フラッシュカードの写真で神社や寺などの外観、仏像や絵画を覚えました。
空いた時間に第1次邦文試験対策<特訓1800題>をやり、間違ったところを山川の歴史資料集で確認しました。
ただ、本番で受けた試験は拍子抜けするほど簡単だったのでちょっとびっくりしました。
<一般常識>
就職活動用の一般常識の問題集を一冊やりましたが、あとは特に試験勉強といえるようなものはしませんでした。
世間でどんなことが起こっているのか、何が流行っているのか日々新聞を読むようにしました。
今まで経済面は飛ばして読んでいたのですが、経済面も読むように努力しました。
試験前は、観光庁のHPを見て、インバウンドの状況などを確認しました。これがとても役に立ちました。
(3)第2次試験対策
一次が終わった時点で「日本的事象英文説明300選」を購入しました。
すべて韓国語に訳そうと思ったのですが、到底時間が足りず先生の予想問題を徹底的に覚える方にシフトしました。
「日本的事象英文説明300選」に出ている事象の日本語を頭に入れておけば、何とか韓国語でプレゼンテーションできると思ったからです。
試験直 前に出していただいた「鉄板30選」はどれも1分30秒でプレゼンテーションできるように練習しました。
30も覚えれば大体のことは説明できる言い回しを身に着けることができます。
30選にないものも、この言い回しを使って説明できます。また、時間を計りながら練習し、1分30秒の感覚を身につけられるようにしました。
試験直前には植山先生に<模擬面接特訓>をしていただきました。
韓国語なので残念ながら文法や言い回しのアドバイスはいただけませんでしたが、面接時のふるまい方、話し方などのアドバイスは大変役に立ちました。
当日は<模擬面接特訓>のかいあって、あまり緊張しないで臨むことができました。
私は通訳問題は「ジブリ美術館」、プレゼンテーションは「絵馬」を 選択しましたが、練習した言い回しでうまく切り抜けることができました。
通訳問題では、細かいところを飛ばして訳したことを、あとになって気が付いて「だめかも」と思っていました。
質疑応答では、直前に韓国で起きた地震の話が出たり、普段から韓国で起こっていることに注意を向けておく必要性を感じました。
また、「となりのトトロ」「魔女の宅急便」の韓国語タイトルをしっかりいえるか、二人の試験官が興味津々、身を乗り出して私の言葉を待っているのがよくわかりました。
途中まであっていたのですが、最後に別の単語を言ったとたん二人が「うーん残念!」という感じでそろって背もたれに寄り掛かったのが印象的でした。
海外でも人気の日本映画は、現地のタイトルもしっかり覚えておくこ とが必要です。
また、「お客さんがこんなことを言ったら」と、ガイドの立場で答えさせる質問が結構ありました。
語学力はもちろんですが、ガイドに向いているかどうかということも見ていると感じました。
面接自体はとても和やかに進んだので、感触は良かったのですが、発表を見るときはやはりドキドキしました。
(4)ハローのセミナー、メルマガ、動画、教材などで役に立ったこと
メルマガは日々のモチベーション維持にとても役立ちました。
また、フラッシュカードの写真問題、第1次邦文試験対策<特訓1800題>、直前の予想問題のおかげで合格したといっても過言ではありません。
(5)今後の抱負
今の仕事もあと残りわずか、その後ガイドとして活動出来たら、と考えています。
少しずつ力を蓄え、情報を集めていきたいと思っています。
去年の今頃には考えもつかなかったことが目標になり、人生何があるかわからないなあ、とわれながら驚いています。
新しい道を開いてくださった植山先生、本当にありがとうございました。
以上